佼成新聞で掲載されたニュースやルポの記事が閲覧できます

【ニュース】1984年12月14日
エチオピアへ毛布二万枚/官民合同対アフリカ救援
飢えや栄養不良に加え、高原地帯の寒さに苦しむエチオピアの被災民救援のため「毛布百万枚を送る運動」が官民一体となってスタートした。この運動に対し、本会は積極的に支援、東京布教区(三十三教会)の会員たちの協力で毛布二万枚が都内全域から集められ、二十二日、成田発のチャーター機でエチオピアに向け、空輸されることになった。官民合同の対アフリカ救済の第一弾として、本会の迅速な対応に内外から大きな注目が寄せられている。
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【ニュース】1984年12月21日
まず10万枚を目標に 「一食」の精神で取り組もう
この十四日「アフリカへ毛布をおくる会」(会長・森繁久弥氏)が発足し、官民一体となった「毛布百万枚をおくる運動」がスタートした。翌十五日には東京都新宿区西新宿の京王プラザホテル横の広場で、国民からの毛布の受け付けが始まったが、「毛布をおくる会」の主要メンバーである本会も、全国の会員に呼びかけていくことを決定した。
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【論説】1984年12月21日
論壇「毛布をおくる運動」に思う
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【ルポ】1985年1月18日
善意の毛布 被災民にぬくもり/布一枚で野外生活 飢えと厳しい寒さの中で
昨年十二月下旬から、エチオピアの干ばつ被災地を訪れていた本会第一次アフリカ派遣員の根本昌広国際課員と有富教順さん(三六)=板橋教会=の二人が十四日夜、無事に帰国した。両氏は約三週間の滞在中、同国北部のティグレ州メケレ、アクスム、アドワの三地区にある難民収容キャンプを訪問。「アフリカへ毛布をおくる会」の対アフリカ毛布援助の第一便として緊急空輸した毛布約一万七千枚が被災地へ届けられたことを確認すると同時に、同行したRRC(エチオピア救援復興委員会)代表者や、日本人ボランティアと被災民への毛布配給活動に協力した。なお、派遣員の有富氏に『現地を踏んで』と題して手記を寄稿して頂いた。
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【ルポ】1985年3月8日
第二次アフリカ派遣団に同行して/“私は夢中でシャッターを切った”
第二次アフリカ派遣団に同行した私は、エチオピア北部の干ばつ被災地、ティグレ州の難民キャンプ(シェルター)を訪れた。飢えと寒さは予想以上にすさまじく、多くの被災民たちは無表情のまま生死のはざまをさまよっていた。この現実を多くの日本人に知ってほしい——とひたすら祈りながら、私はシャッターを切り続けた。写真とルポで現地報告する。
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【ルポ】1999年2月12日
アフリカ毛布ボランティア隊(南アフリカ)に同行して
「アフリカへ毛布をおくる運動」で集められた毛布を手渡すため、一月十五日から二十八日まで、本会会員とJHP・学校をつくる会のメンバー三十八人が、タンザニアと南アフリカを訪れた。南アフリカに配布されるのは十年ぶり。ボランティア隊が同国を訪れるのは、初めてのことだ。アパルトヘイト(人種隔離政策)が撤廃されて八年。しかし、人々の心には、今なお傷を残している。その傷を癒すのに毛布はどうかかわっているのか――。
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【ニュース】2002年11月15日
毛布配布隊 エチオピアから帰国/毛布を通し心の交流
「アフリカへ毛布をおくる運動」で全国から寄せられた毛布を手渡すため、10月25日からエチオピアを訪れていた「アフリカへ毛布配布ボランティア隊」(隊長=西岡由哲・平教会長)の一行が11月8日、全行程を終え、帰国した。同隊は、本会会員とJHP・学校をつくる会、アフリカ協会など47人で構成。同国ティグレ州メケレを拠点に、山岳地帯に住む人々を中心に約1万枚に毛布を配布した。
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【ルポ】2002年11月15日
「毛布配布ボランティア隊」に同行して エチオピア
雲一つない青空、肌をさすような日差し、アカシアの緑が、空港に降り立つと目に飛び込んできた。エチオピアの最北部に位置するティグレ州メケレ。エリトリアとの国境に面し、紛争で傷ついた小都市は、穏やかな表情でボランティア隊を迎えてくれた。10月25日から2週間、「アフリカへ毛布をおくる運動」で集められた毛布を貧困で苦しむ人々に手渡すため、一行47人はティグレ州を回った。毛布は平等に配られているのか、エチオピアの国づくりに、どう生かされているのか。隊に同行し、毛布に寄せる人々の思いに触れた。
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【ルポ】2004年11月21日
「アフリカ毛布ボランティア隊」に同行して
10月25日から11月6日まで「アフリカ毛布ボランティア隊」(隊長=中山惠市・諫早教会長)の一行33人がエチオピアの最北部・ティグレ州を訪れた。「アフリカへ毛布をおくる運動」がスタートして今年で20年。およそ325万枚の毛布がアフリカに届けられている。今回、訪れたエチオピアには同運動の初年度から毛布をおくり続けている。今年もエチオピアの人々の幸せを願い、約6000枚が隊員の手から現地の人々に手渡された。
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【ルポ】2008年3月2日
「アフリカ毛布ボランティア隊」に同行して モザンビーク
2月7日から16日まで「アフリカ毛布ボランティア隊」(本会会員、JHP・学校をつくる会のメンバーで構成=隊長・矢部光男時務部次長)の一行22人が、モザンビーク・マプト州を訪れた。ボランティア隊が同国を訪問するのは初めて。一行は、同国におくられた毛布2万6000枚のうち、約1000枚を配布。各配布地では、隊員が現地の人々と歌や踊りを通して心を結び、毛布に込められた日本からの“真心”を届けた。
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【ルポ】2009年7月5日
「一食」支援の現場から ティグレ救援協会 エチオピア 現地リポート
本会一食平和基金運営委員会の事務局スタッフがこのほど、エチオピア北部のティグレ州を訪れ、同基金が現地NGO(非政府機関)のREST(ティグレ救援協会)と合同で進めている植林事業と「アフリカへ毛布をおくる運動」の配布状況を視察した。植林事業を中心に視察の様子や活動の成果を紹介する。
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【ルポ】2017年5月21日
モザンビークの毛布配付活動から カメラリポート
「アフリカ毛布ボランティア隊」(本会会員、認定NPO法人「JHP・学校をつくる会」のメンバーで構成=隊長・関戸快枝金沢教会長)の一行22人が、4月29日から5月7日まで、アフリカ南東部のモザンビークを訪れた。現地NGOの「クリマ(KULIMA)」と「共同体開発キリスト教協会(ACRIDEC)」の協力のもと、日本から届けられた毛布6868枚のうち315枚を配付したほか、過去に毛布を受け取った人々の元を訪ねた。隊員と現地の人々の姿を追った。
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【ニュース】2022年1月23日
「アフリカへ毛布をおくる運動」今年で終了
本会が長年参画してきた「アフリカへ毛布をおくる運動」の取り組みが、今年3月から5月に実施される毛布収集キャンペーンをもって終了する。昨年11月、同運動の推進母体である「アフリカへ毛布をおくる運動推進委員会」(JBAC)で正式に決定された。
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【ニュース】2022年10月16日
最終年の総枚数と配付国を発表 2万2172枚を2カ国へ
本会が長年参画してきた「アフリカへ毛布をおくる運動」(同運動推進委員会主催)の最後の収集キャンペーンが先ごろ終了し、毛布の総枚数と配付国が同委員会から発表された。
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【ニュース】2023年10月25日
「アフリカへ毛布をおくる運動」の終了に伴いJBACが解散
「アフリカへ毛布をおくる運動」は昨年、活動の終了が発表され、国内での最後の毛布収集を終えた。それに伴い、同運動推進委員会(JBAC)による「第2回運営会議」が9月25日、オンラインで行われた。
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