ポッケを受け取った子どもたち、ポッケをつくった日本の親子など、さまざまな人のメッセージです

ポッケを受け取った紛争地の
子どもたちからのメッセージ
日本の
子どもたちの感想
配付パートナー
団体からのお礼
終了にあたって

ポッケを受け取った
紛争地の子どもたちからのメッセージ

アゼルバイジャンのお友だちから

 こんにちは、尊敬する日本のお友だち! 私たちのことを忘れずにいてくれて、どうもありがとう。
 遠い日本から運んでくれたプレゼント、私たちはとてもうれしかったです。また、会える日をとても楽しみにしています。
アジム(6歳)

 ポッケの品物はどれも気に入りました。なぜなら、どれも遊びに使えるからです。粘土遊びやお絵描きにも使えます。ありがとうございます。
デニルベック(6歳)

 みなさん! 遠いところから私たちに会いに来てくれてありがとう。私たちもみんなに会えてうれしかったです。プレゼントありがとう。
 でも、大事なのはプレゼントではなくて、みんなの気づかいです。アラーのおぼしめしがあれば、私たちもお返しをします。
アイマット(11歳)

子どものイラスト 絵具とパレットのイラスト

パレスチナのお友だちから

クレヨンでお絵描きするイラスト 手を振る子どものイラスト

 親愛なる私のお友だちへ
 私の名前は、ライアンです。レバノンのバダウィ・キャンプで暮らしています。あなたにお礼の気持ちを伝えたくて、この手紙を書いています。私たちはとても幸せです。なぜなら、私たちのことをあなたが覚えていてくれるからです。どうか、私たちが平和な暮らしができ、いつか国に帰れるように応援してください。
ライアン

 去年の3月にゆめポッケをもらいました。レンジャーのフィギュアを見つけたときは、とてもとても幸せでした。いつも家族が集まる部屋に置いて、学校から帰ると妹と一緒に、ノートとクレヨンを使って絵を描いて遊びます。僕たちのことを思ってくれてありがとう。
アブドゥラ・モラド・アブ・ラディニ(8歳)

 ゆめポッケをもらって、僕のことを思ってくれている人がいることを知り、すごくうれしかった。だから、ポッケを受け取った日のことはいまでも覚えています。この幸せな気持ちを忘れないように、家族でポッケに入っていたメッセージカードや写真をノートに張ってアルバムを作りました。いつもアルバムを見ながら、日本の友だちに会いたいと願っています。
アリ・モハマド・ジュマ(10歳)

北アイルランドのお友だちから

 ゆめポッケ、ありがとうございます。かわいいおもちゃで遊んで楽しんでいます。友だちにおもちゃの一つをあげました。そして、そのおもちゃが、どこから届けられたのか、みなさんがどんなに親切なのか、ということを伝えました。

アヒルのおもちゃのイラスト

スリランカのお友だちから

ボールのイラスト

 ポッケをもらって、あけてみると、今まで見たこともないすばらしいプレゼントが入っていました。ぼくたちのために、ぼくと同じぐらいの年齢の日本の子どもたちが送ってくれたと聞きました。ポッケに入っていた風船やボールで遊んでいます。日本のみなさん、ありがとう。

アフガニスタンのお友だちから

 勉強が大好きです。だから毎日1時間歩いて学校に通っています。みなさんからのおくり物は、きょうだいみんなで使います。ありがとうございました。

 現在、カンダハル大学で土木工学を学んでいます。皆さんの支援は、教育を受けられず、文房具やおもちゃも買えない私たちに希望をもたらしてくれました。当時、私は11歳でした。本当にかけがえのない贈り物をありがとう。
アブドゥル・サタル

筆記用具とノートのイラスト

フィリピンのお友だちから

フィリピンの少年のイラスト ノートのイラスト

 今から10年以上前の小学1年生の時、村に多くの兵士がやって来たのを見て体が震えました。ミンダナオの紛争を初めて目にしたのです。もう戦争はいやです。フィリピンが、いつか日本のような、平和で安全な国になることを願っています。
 僕の家はカトリックの家庭で、父は農業を営み、母は専業主婦です。主にトウモロコシなどの野菜を売ったお金で暮らしています。家は貧しく、きょうだいが7人いて、食事を満足に食べられないことがよくありました。
 12歳の時、MCLの奨学生になった頃ですが、立正佼成会の子どもたちがミンダナオ島に来て、ゆめポッケを手渡してくれました。
 ゆめポッケから日本の子どもたちの思いが伝わり、温かい気持ちに包まれました。ノートやペンが入っていたので、頑張って勉学に励みました。ゆめポッケは、僕の未来を変えてくれたのです。
 今、大学で自動車関連の経営学を学んでいます。将来は会社を経営し、同時にプロのギタリストになるのが夢です。
 日本の子どもたちの深い愛に心から感謝します。
ウォルター・ジョン(18歳)

フィリピンのお友だちのお父さんから

 学校へは昼食を持っていかなければならないのですが、わが家では持たせてやることができません。そのため、下の子たちは学校を休みがちになっています。鉛筆などもなかなか買ってあげられない。子どもたちにポッケをプレゼントして頂き、本当に助かります。
ヴィセント

鉛筆削りと鉛筆のイラスト

フィリピンのお友だちから

本を持って歩く人物のイラスト ギフトボックスとハートのイラスト

 私が生まれてすぐに、母は家族を置いて出て行きました。伯父夫婦に育てられた私は、14歳でMCLの奨学生になりました。ゆめポッケを手にしたのはその頃です。
 中にはノートやペンのほかに、メッセージカードが入っていました。カードに書かれた “Peace”の文字を見て、とても幸せな気持ちになりました。実の母がいない寂しさを、日本の人たちが受けとめてくれたようでうれしかったからです。ゆめポッケは今も自分の部屋に大切に飾っています。
 これから大学の教育学部に進学しますが、大学卒業後は日本で英語を教えるのが夢です。それがゆめポッケへの恩返しになると思っています。
 私はカトリックの信徒で、ゆめポッケから日本の子どもたちの深い愛を感じました。こんなにも温かな気持ちにさせてくれるゆめポッケに、心から感謝しています。
ロサミー・マコサン(18歳)

『佼成新聞』『どんぐりクラブ』から(年齢は掲載当時のもの)