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ゆめポッケ配付先のミンダナオ島で紛争が起きました。
Jul 23, 2020
こんにちは。
本日は皆さんにゆめポッケの配付先であるフィリピンミンダナオ島の今の状況をお伝えします。
フィリピンでは3月からマニラでの新型コロナウイルスの感染者が増えたことにより3月15日~4月14日の間、首都圏が封鎖されました。
また、ゆめポッケの配付をしてくれている現地団体、「ミンダナオ子ども図書館」(略称 MCL)のあるキダパワンでも外出自粛要請が出て、都市間での移動も制限される日々が続きました。
そんな中、5月からピキットという地域でムスリム間の紛争が起きました。
紛争が起きてすぐにMCLの皆さんは支援に駆け付けたかったのですが、移動範囲が制限されていたため、なかなか避難所に駆け付けることが出来ませんでした。ですが、6月に入り、ロックダウンが緩和され、避難民支援にピキットに入り、お米、古着、衛生用品物などの物資支援、また、子どもたちには絵本の読み語りなどを行いました。
MCLさんの迅速な対応は村で支援を必要としている方たちの大きな支えになったと思います。
現在もピキットの村の方たちは避難民生活を余儀なくされており、MCLの皆さんも日々支援を続けています。
ゆめポッケも例年であればもう子どもたちの手に届いているのですが、今年は新型コロナウイルスや紛争支援が落ち着いてからの配布となりました。
新型コロナウイルスでただでさえ不安の中にいるのに、それでも紛争が起きることに、私はすごく落ち込みましたが、どんな時でも困っている人がいたら駆け付けるMCLさんの人を思う気持ちにとても心を打たれました。
このような素晴らしい団体さんが、ゆめポッケを子どもたちに毎年配ってくれることに改めて感謝いたします。
一刻も早く皆さんが安心して暮らしていける日が来ることを願うばかりです。
余談ですが、個人的にはMCLさんがいつも子どもたちに絵本の読み語りをする支援がとても好きです♪
どんな状況でも子どもたちへ楽しみを提供するMCLさん、素敵です!
MCLさんのHPのURLも貼っていますので、ぜひ皆さんも訪れてみてください。