一食ブログBlog

アフガニスタン東部地震緊急支援~ファティマさんとザキアさんからのお手紙

Dec 01, 2025

温かい一皿が私たちを救いました~ファティマさんからの手紙

4人の子どもを育てる母親のファティマさんは、地震で自宅と親族を失い、避難生活を送っています。

「温かい食事がなければ、私たちは乗り越えられなかったでしょう。この人道支援は、空腹を満たすだけでなく、心の負担を軽くしてくれました。
私たちの命綱のようでした。この困難な状況で支えてくださった皆さんに、心から感謝しています。」

    

インタビュー時のファティマさん一家

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お昼ごはんが私の元気のもと~ザキアさんからの手紙

「きょうだいとともに避難しながら、キャンプ内の学校に通っています。お昼ご飯が楽しみです。
カブリ・プラオは本当においしいです。お腹が空いて...

紛争での絶望から生活再建へ:コンゴのジュリエンさんからの手紙

Nov 15, 2025

こんにちは!私はンデケニャ・ンコンゴロ・ジュリエンです。

私は、2017年にコンゴ民主共和国での紛争によって、母親、夫、兄、養子を亡くしました。
それから7人の子どもを連れて、国内避難民としてカナンガ市に逃げてきました。当時収入はなく、そんな時にテラ・ルネッサンスの支援でパイナップルジュース作りの技術を学び、生活を再建することができました。

今も仕事を続けることができていて、家族全員を私が養うほどのお金を稼げるようになりました。日本から支援をしてくださった皆様に心から感謝します。

 
パイナップルジュースづくりの仲間たちと

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一食平和基金の支援を受け、「ディンベレンゲ地域における紛争の影響を受けた脆...

紛争の経験を語る活動のご支援者の皆さまのおかげで、私の平和のメッセージを共有することができました!-イルザ・ナシルさんからのお手紙

Nov 01, 2025

パキスタンでは、青少年が平和について学び合い、何らかピースアクションを自身で発案・実施する活動を行っており、その一つとして、同国に逃れたアフガニスタン難民の女性たちが過酷な紛争の経験を語り、同国の女性たちにも伝えるアクションが実施されました。
実施青年の1人からのお手紙をお届けいたします。
涙…そして希望。

 

紛争の経験を語る活動(*)のご支援者の皆さまのおかげで、私の平和のメッセージを共有することができました!

 

親愛なる尊敬されるご支援者の皆さまへ。私の名前はイルザ・ナシルです。紛争の経験を語る活動への皆さまの寛大なご支援に心から感謝いたします。皆さまのおかげで、私は地域社会で...

一食50周年記念イベント 「一食事業報告会」ご報告!

Oct 15, 2025

みなさんこんにちは!一食事務局です。

 

9月13日、オンライン配信にて開催しました「一食事業報告会」についてご報告いたします。

今回のオンライン報告会は、合同プロジェクトのパートナー団体である聖エジディオ共同体のメンバーに、マラウイから来日していただき、立正佼成会大船教会を会場に、マラウイにおける「HIV/エイズ(DREAM)事業」について報告をいただきました。
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報告会には、全国から500名を超えるみなさんのご参加がありました。

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初めに、DREAMプログラムで治療者としてかかわってきた医師のハワ・ママリ・サンガレさんから事業報告がありました。
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【サンガレ医師(報告要旨)】

マラウイは貧困層...

一食50周年記念イベント 「『心つながる』マラウイ交流会」ご報告!

Oct 15, 2025

みなさん、こんにちは!一食事務局です。

 

9月14日に開催した「心つながる」マラウイ交流会についてご報告いたします!

今回の交流会は、前日の事業報告会に続き、アフリカのマラウイでHIV/エイズ(DREAM)事業を担当している、聖エジディオ共同体の方々をお招きして、オンラインで実施いたしました。

 

交流会のプログラムは、東北支教区のBさん、Tさんによる「一食を捧げる運動」の精神や取り組みの発表から始まりました。 続いて、学林光澍生のKさん、Tさんよりマラウイの生活や文化に関するクイズが出題され、参加者はマラウイについての理解を楽しく深めることができました。

 

                                 

その後、HIV/エイズ事業の担当者である医師のハワ...

心の通ったコミュニケーションでよりスムーズな活動を目指していきます~NGOマネージャー実践プログラムに参加したパルシックの飯村文(あや)さんからの手紙

Oct 01, 2025

こんにちは。

 私は「パルシック」という国際協力NGOで働いています。自然災害や戦争で生活に困っている人たちが普通の生活に戻ることができるように、食糧や衛生用品を配り、人びとの生業を支援する団体です。私はシリア難民の子どもたちが隣国レバノンで学校に通うための事業や、シリア国内で農家の方たちを支援する事業を担当していたのですが、事業部部長になることに伴い、マネージャー実践プログラムに参加させていただきました。

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プログラム修了を迎えた講師と受講者(中央に飯村文さん)
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パルシックの事業は、各事業地の駐在員、現地のNGOのスタッフなど、様々な方たちと協力して行っています。その中で、駐在地や国内の同僚から事...

祝!一食を捧げる運動50周年

Aug 30, 2025

みなさん、こんにちは!一食事務局です。

 

1975年に始まった一食を捧げる運動は、これまで運動を続けてくださった皆さま、パートナー団体の皆さま、支援を受けてくださる皆さまのお陰さまで、今月をもって50周年を迎えることができました!本当にありがとうございます。

 

50周年を期して、「一食啓発月間」である9月の取り組みをまとめてご紹介いたします。

 

1.一食運動紹介用・<ダウンロード版>新規チラシ登場

一食HP上の推進ツールとして、運動を紹介するチラシが、9月1日10:00~、3種類新登場します!

① 一食平和基金とジェン(JEN)が合同事業として実施しているアフガニスタンでの事...

息子を救ってくれてありがとう ファーティマさんからの手紙

Aug 15, 2025

ヤマンを栄養失調から救ってくれてありがとう

私はファーティマです。3人の子どもを持つシングルマザーです。

2023年10月、私は妊娠4か月でした。
ガザ市内に住んでいましたが、(イスラエル軍による)攻撃が始まって3日後、南のヌセイラートに避難しました。その後2回避難し、テント生活よりはましだと思って避難所である学校に身を寄せました。学校に避難して5か月後、ヤマンを出産しました。

生まれたばかりのヤマンはとても弱々しく、成長も思わしくありませんでした。悩んでいたところ、兄から子どもの栄養支援をしている団体のことを知り、診療所を訪れました。
診療所では、ヤマンの栄養スクリーニングをしてもらいました。すると、...

「日本のみなさん、こんにちは」 サブリーンさんからの手紙

Jul 29, 2025

2017年からJIM-NETの一員として、小児がんの子どもたちと関わっています。私自身が病気で入院した時にJIM-NETの活動と出会い、院内学級で過ごした時間が今の私の原点です。子どもたちとの日々は温かく尊いものですが、突然のお別れも多く、心が折れそうになることもあります。昨日まで一緒に遊んでいた子が、朝にはもういない。そんな経験を、何度もしてきました。正直、「つらい、もう戻れない」と思う日もあります。それでもここに戻ってくるのは、子どもたちの笑顔が私を呼んでくれるから。
忘れられないのは、長い治療を経てとても重い病気を乗り越えたジュリーちゃん。最初は人見知りでしたが、少しずつ話せるようになり、...

爆撃を逃れてクラクフ85番小学校に編入した子ども達

Jul 15, 2025

(背景)  
2022年2月24日、ロシア軍のタンクが国境を越えて、ウクライナに侵攻しました。
ヨーロッパや東欧諸国に逃れたウクライナからの避難民は、ポーランドが最も多く、難民登録している人数は186万人、現在でも100万人は滞在しています。ウクライナ国境に近い、クラクフ市にも多くの難民が殺到しました。
ウクライナで生まれ、侵攻前からクラコフでスクールアシスタントとして働き、避難した子ども達と家族の面倒を見ているアンナ先生からのお手紙が届きました。

親愛なる皆様へ
ウクライナの避難家族の支援に心より感謝申し上げます。
皆様と私たちは何千キロも離れたところにいますが、皆様の心はとても近くに感じています。
皆様...