一食ブログBlog

一食運動 ――「こころのよろこび」は『世界のよろこび』

Aug 13, 2024

みなさんこんにちは!一食事務局です。

今回は、7月13日(土)に行いました一食推進全国フォーラムについて、ご報告いたします。

本フォーラムは、全国の一食推進担当者のみなさんを対象に開催したものです。

 2021年に初のオンラインによる全国フォーラムを行って以来、実に3年ぶりの開催となりました。今回は全国から79の拠点より総勢223名の参加を数え、大勢の方々と「一食を捧げる運動」によって育まれる「こころのよろこび」を中心に、ご浄財によって展開されている支援事業の報告をお聞きいただいたほか、新しいスタイルの実践や推進のあり方を模索しつつ、一食推進を行ううえでの取り組み事例やお困りごとなど、幅広く相互に研鑚する時間となりました。

 午前中は一食運営委員会・齊藤委員長のあいさつ、一食のご浄財によって展開されている支援事業の中から2事業「ミャンマーの学校給食/国連WFP」、「一食福島復興・被災者支援事業/UNN」の報告を受け、参加者同士の語り合いとなりました。

© WFP/Derrick Botchway 「学校給食事業」の様子

うつくしまNPOネットワーク : 子育て応援コミュニティ Cotohana

午後は、今年から始まった「一食運動中期推進計画」について、テーマ「こころがよろこぶ一食」に込められた願いや、テーマを味わう一食ワーク(ホームページ上で展開)などの取り組みを紹介したほか、ライフスタイルの多様化に伴う幅広い実践のあり方などについて、レクチャーの時間がありました。後半は全国で推進を担う方が共通で抱えている悩みごとを相談したり、またそれぞれが取り組んでいる推進事例を共有し、新しい実践のあり方や推進の方向性・可能性を持ち帰り、閉会となりました。

一食運動・中期推進計画

次に、事後にいただきました参加者のアンケートについて、ごく一部ですがご紹介いたします。

 質問1:あなたにとって「こころがよろこぶ一食」はどんな実践ですか。

1日と15日の昼食で一品減らし、同悲、祈り、献金をさせていただきます。

・①自転車を使うようにする

②乗り合わせで移動した際、そのお金を一食に献金させていただく。

・晩酌を控えて、その分を献金。

・甘味食品を控え、その分を献金し「こころもからだもよろこぶ一食」を実践

 

いかがでしょうか?食事を節する以外の取り組み事例として、嗜好品を抜いたり減らしたりするご意見をたくさんいただきましたが、その他にもご自身のライフスタイルを見直し、節することができた分の一部を献金するなど、幅広くアイデアをいただきました!工夫次第でさまざまに取り組みの幅が広がり、実践者同士で共有することで、実践できたよろこびを分かち合い、次の実践につながるのだということを感じさせていただきました!

 

質問2:今後どのような一食推進をしたいと思いましたか。

・実践スタイルの「どのようなやり方でもOK」を強調して、皆さんにお伝えしたいと思います。

・最近ワンコインでは一食、食べられないので金額をアップして献金できる人ふやしたい

・LINE公式アカウントの友達登録の更なる推進

・家族にもできる実践を提案する

1人でも多くの方にお勧めできるように一食の現状や大切さをお伝え出来るための知識をもっと得る勉強をまずしたいです。

 

こちらも、個人の実践として取り入れた工夫やよろこびを、より多くの方と共有し、共感が生まれた分だけ運動が広がっていくのだと感じました。また、支援先でどのようにご浄財が役立てられているかということと、それによってどれだけ多くの方が喜んでるのかなど、支援先の「情報や温度感」が効果的に伝わると、個々の実践を力強く後押しするのだということもアンケートの結果から感じとることができました!

 

3年ぶりに開催した一食推進全国フォーラムですが、今年より始まった「こころがよろこぶ一食」が実践者・推進者の皆さまにどのように広がり、どのような成果やよろこびがもたらされるか、日々の実践を共にしながら、よろこびも共有していけたらと思います。情報はLINEHP・ブログなどで随時発信してまいりますので、引き続き注目してくださいますようお願いいたします。

 

ありがとうございました!