教育・人材育成 Education and Human Development

バターン青少年人材育成事業

バターンキリスト教青年財団

毎年、大学で学びたいという多くの青少年が奨学金プログラムに応募しています。選考の過程では、筆記試験に加えて、実際の経済状況を確認するためにスタッフが応募者の家庭を訪問、本人や家族にインタビューを行うほか、BCYFIの理事らによる個別面接もあります。2019年には179名の応募者の中から13名が選ばれました。また、在学中は、ソーシャルワーカーやBCYFIのスタッフが家庭訪問を行ったり、奨学生の先輩たちが相談にのるなどして、奨学生の学業と生活をサポートしています。

バターン図書館・青少年人材育成センターは、現在、移転を進めており、規模を縮小して活動しています。新センターは2020年12月開所予定です。

背景

立正佼成会とバターンキリスト教青年会(BCYCC)は、長年にわたり使節団派遣やホームステイなどを通して交流を図ってきました。また、両団体はフィリピンでの支援活動においても協働。1981年にバターンキリスト教青年財団(BCYFI)が創設されてからは、立正佼成会とBCYFIとの合同事業として、バターン州の貧困家庭の青少年に対する奨学金支援やバターン職業訓練学校に対する教材・機器の贈呈などを行ってきました。

現在の事業は、奨学金支援とバターン図書館・青少年人材育成センター(BLYDC)運営の二つから成り立っています。奨学金支援では、学業だけでなく、社会への貢献と人格の向上を目指した人材育成を行っています。これまでに400名以上の卒業生を輩出し、行政職員や研究者、学校、銀行等で活躍しています。

バターン図書館・青少年人材育成センター(前身はバターン図書博物館)は、子どもたちに本を読む楽しさを味わってもらいたいとの願いのもと、1985年4月8日にバターン州で初めての図書館として開館しました。哲学や土木工学、宗教といった専門書も多数所蔵し、大学教授や学生、専門家など多くの利用者から評価されています。

受益者の声

大学教育の様子

レア・パール・プロスさん(21歳)

奨学生になったことは、私と私の家族にとって大変な誇りです。支援のおかげで大学教育を受けることができました。このご恩は一生忘れません。支援によって日々の出費のことを考える必要がなくなりました。そして、勉強に励むことができ大変良い成績を取ることができました。平和シンポジウムと奨学金の様々な活動を通じて学んだ親切さと人生の教訓が私にとっての宝物です。心の優しさを学んだことで、これから家族と他の人を助けることができます。ありがとうございました。

授業の様子

ディアナ・シ・バグイスタンさん(18歳)

私はBCYFIの奨学生で大学二年生のディアナです。奨学金をいただき、心から感謝しています。BCYFIの奨学生になれたことは本当に幸運だと思っています。私と他の学生にとって、この奨学金は大きな支援です。この支援によって大学に通うことができて、いつか私たちの夢が叶うと思います。

この恩返しとして私たちは一生懸命に頑張り、支援してくださる皆様に誇りに思ってもらえるような人間になり、この奨学金を受ける価値のある学生であることを証明します。ご支援くださり、本当にありがとうございます。