マラウイの学校給食事業
May 23, 2023
3月に一食を捧げる運動が支援しているマラウイの学校給食事業地を訪問しました!
マラウイ赤十字社(MRCS:Malawi Red Cross Society)が行っている事業で、月~金曜日の朝に子どもたちにお粥を提供しています。
今回訪問したルーラ小学校では、学校のない土日には食事を食べない子どもも少なくないとのこと。
学校に行けば朝食が食べられ、栄養を補うことで勉強に集中することができる。事業開始から1年経ちませんが、学校に通う子どもの人数は583人から602人に増え、試験の成績上位者リスト(地域にある12校の生徒が対象)にはルーラ小学校の生徒の名前が多く載っていました。
また、お粥の材料となるトウモロコシや大豆は、学校や幼稚園の敷地内にあるコミュニティ農園で子どもたちのご両親によって育てられていました!
このトウモロコシにはご両親の愛情や願いがいっぱい詰まっているのだろうな、と思います。
MRCSはこの事業をご両親や教職員だけでなく、地域の教育省や社会福祉担当者など、様々な関係者と協力して実施。MRCSが関わる期間は1年ですが、過去の実施校の様子を伺うと、事業終了後も地域で協力して学校給食を提供し続けることができているそうです。
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