ブログBlog

エチオピア北部の軍事衝突に向けて

Feb 14, 2021

本日は一食を捧げる運動実践日です。 
 
 
現在、一食平和基金ではエチオピア・ティグレ州にて、植林事業に取り組んでいます。
 
アフリカへ毛布をおくる運動では1984~2011年に毛布支援、植林事業は1993年から現在まで一食平和基金として支援を行っているため、エチオピア・ティグレ州と聞いて、思い入れのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
そんなエチオピアですが、昨年11月にティグレ州においてTPLF(ティグレ人民解放戦線)と連邦政府との軍事衝突が勃発したとメディアで報道されました。
 
まさに植林事業を行っている場所なので、合同事業のパートナー団体であるティグレ救援協会(REST)に連絡を入れますが、返答なし。
 
メール、電話、FAXすべてにおいて連絡が取れない状態が1月末まで続きました。1月末にようやく現地の方よりメールをいただき、現地スタッフの方が全員無事であることが分かりました。
 
 
しかし、現地ではスーダンへの難民は56,000人以上、国内避難民は222,000人以上、民間の方も多く亡くなっています。
軍事衝突勃発後は、ゲリラ戦が繰り返され、食糧や電気が不足している状態が続いています。
 
 
この状態をうけ、一食より緊急支援を行うことになりました。
一刻も早いエチオピアの復興、現地の皆さんに笑顔が戻りますよう念じさせていただきます。