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3.11_青年達によるオンラインでの祈り

Mar 25, 2021

コンにちわ!

3月11日には、東北の立正佼成会青年部の主催で、「東日本大震災から10年 犠牲者慰霊並びに復興祈願供養 ~繋がろう、繋げよう、未来へ~」WEB式典が執り行われました。

私もお誘いを受けて夜8時に参加をしました。式典会場であるYouTubeの画面には、主催の青年達の真剣なまなざし。配信時間には、800名近くの全国の青年達が参加をしました。

震災は大勢の尊いいのちを奪い去っていきました。また今でも続く葛藤や分断を生んでいます。そんな震災から目を背けず真摯に向き合い、また、向けられる眼差しや声を誠意をもって受け止める東北の青年達。彼らは式典後、YouTubeで寄せられたメッセージ一つ一つに目を通されたそうです。東北の青年達に向けられる眼差しや声は、彼らが受け止められるものばかりではないでしょう。それでも、式典を執り行うその姿に勇気と誠意を感じました。

今でも震災のことを思うと、心に悲しみがあります。そのような折に、式典の中で、震災を受け止めようとする青年達との繋がり、温かな心の繋がりを感じました。式典では、ただただ感謝の思いが湧いてくる時間を過ごさせていただきました。

震災から10年、一食平和基金では、さまざまな事業を通して、被災された方々と一緒にあゆみたいと考えてきました。現在は、福島で被災者支援や復興支援を行う市民団体を対象に、「一食福島復興・被災者支援事業」を実施しています。昨年は、生まれ育った故郷での生活や文化を後世に残す活動、豊かな資源と文化を次世代に継承するための住民会議、子育て支援などに取り組む方々(団体)への支援をさせていただきました。引き続き被災地に心を寄せて、団体のあゆみを応援できる支援でありたいと思っています。