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「一食トーク」を終えて…

Nov 18, 2022

みなさん、こんにちは!一食事務局の土屋です(/・ω・)/

 

1022日(土)、一食オンラインイベント「一食トーク 分かち合おう一食実践」が開催されました!!

当日は全国から約100名の一食推進者さん・実践者さんにお集まりいただき、事務局として「ありがたい!!」この一言につきるイベントになりました。イベントの概要はこちらの記事をご覧ください。

「一食を捧げる運動」 今年の実践を分かち合う 全国各教会から推進担当者ら約100人がオンライン参加 | 佼成新聞デジタル (kosei-shuppan.co.jp)

 

今回のブログでは、イベントの中で挙げられた実践・推進の工夫や課題、事後アンケートで寄せられた質問について、共有させていただきたいと思います。

 

■□∞─硬貨の取り扱いについて─∞□■

全体の発表では、昨今の各銀行での硬貨の入金手数料の有料化・値上げについて、ご苦労や工夫のシェアが行われました!

 

◎地域のいつも利用している銀行から、「募金・寄付金に関しては手数料がかからない」と通知がきた。入金の際に「募金です」と伝える必要があるが、全国で同じ悩みを持つ人の手助けになればと思います。

◎硬貨の枚数によって手数料がかかるので、枚数を数えて、回数を分けて入金に行っている。

◎細かい小銭が多いので、集める前に1円や10円はなるべく大きな硬貨にまとめてもらえるようお願いをしている。まずは「声かけ」ですね。

◎銀行によっては手数料がかからないところがあると知り、いつも使っているところとは別の銀行だったが、無料で対応していただいている。

 

イベントの中でもこの話題は注目度が高く、まごころでお預かりした浄財を、少しも無駄にしないように全国の皆さまが大変苦心し、心を寄せてくださっているのが伝わってきました(´;ω;`)

 

■□∞─バザーなどの活用について─∞□■

事後アンケートでは「地域内での市民祭りやバザーなどに参加して、売上金を一食募金に回したいと思いました。(中略)市民の方々にこの運動をお伝えすることができるかもしれないと思っています。」とのご質問をいただきました。

 

募金を呼びかける時には、募金の目的や使途を明確にすることが大切です。お祭りやバザーの売上金を寄付金とする場合にも、そのお金が「一食平和基金」への献金に充てられることを明示していただければ問題ありません。

出店しているコーナーの一部に、「一食を捧げる運動」や「一食平和基金」の支援事業を紹介するパネルを置くというのもいいと思います。ぜひ、地域やコミュニティのなかで一食を捧げる運動の理念や活動をお伝えください(^^)

「地域貢献プロジェクト」との合わせ技も考えられるかもしれませんね…!

 

■□∞─その他のご意見─∞□■

 

一食実践の工夫や功徳を、全国の皆さんと分ちあえたことに「ありがたかった」「時間がたりなかった!」「年に一回ではなくもっと機会があるとうれしい」などのお声や、実際の工夫では、オリジナルの募金箱や、教会で発行する「おたより」を作成するなどの取り組みの紹介に対して、「うちでもやってみたい」「みんなで考えていきたい」といった前向きなお声がたくさんありました。

 また、 「自分の一食に向かう意識の低さを痛感した」「少額の小銭ばかりの募金箱をみて、素直に喜べず、どうやったらよろこべるのかを模索中です」「若い世代の人に、一食運動を伝えていくことが大切だと感じています。」といった感想も。

 一食を捧げる運動が、ただの募金活動ではなく、私たち一人ひとりの「思いやり」を育て、平和を願い実践する人間になるための活動であることを、皆さんがとても大切にしてくださっているのだなと感じます。

  

今回のように、「一食を捧げる運動」の実践や推進に焦点をあてたオンラインイベントは初めてで、どれほどの方に興味関心を持っていただけるのか、どのような反応をいただくのか、実は最初は不安でした。

しかし実際のイベントでは、「思いやり」の心を寄せた実践や、コロナ禍という難しい状況のなかでのさまざまに工夫をこらした呼びかけなど、たくさんのよろこびの交流がなされる機会となりました!皆さん、ありがとうございました!!!

 

 今後も「一食を捧げる運動」が、世界中の困難な状況にある人々に寄り添えるよう、皆さんと共にとりくんでいきたいと思います。