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一食地域貢献プロジェクト説明会の報告② ~省心編~

Jan 28, 2021

昨日の記事では、説明会後の嬉しかったことを書かせていただきました。今回は、担当の省みたことをしたためます。

私事となりますが、お役を果たす際にひょっこり出てくる癖がいくつかあります。その一つに、事柄のみを伝えることでいっぱいになってしまい、大事なこと(例えば、なぜ行っているのかというビジョンや、相手と自分の心)を置き去りにしてしまうことがあります。この癖と上手に付き合っていけると、よりよいお役が果たせると思っていますが、癖のひょっこりはんに気づかないことがあり難しいです。

今回の説明会では、参加された教会の担当者様がプロジェクトで大事にしたいことをお分けくださったことで、説明会が沢山の視点を共有する場となりました。またそのことで、私自身が大事なことを置き去りにしていたことに気づかせていただきました。

特に心に残ったことは、一食を捧げる運動のご浄財による支援は、携わる担当者の心がけ一つで、お金を渡すという事柄だけに終始するかどうかが変わってくるということでした。そのことに気づかせていただいた、担当者様の発表(大事にしたいこと)をいくつか紹介させていただきます。

・支援をする団体や教会サンガ、また家族に対して、一食を捧げる運動の精神をお伝えすること。団体の活動も知っていくこと。

・上からの支援にしないこと。支援した団体との関係をその場限りのものにしないこと。

・奉納米の支援など、地域への貢献ができることが他にもある。プロジェクト以外の地域貢献も生かしながら、このプロジェクトにつなげたい。

年頭法話で会長先生は、常に何が大事かを問いながら(震災で被災した方々に)心を寄せることや、人の心の機微の分かる情緒や情理を具えた人、思いやりのある人が、心豊かな社会(より良い地域社会)を創造することを教えてくださっています。ご法話が今の私にふさわしい大事な心構えなのだと、深く思わせていただきました。担当者様が大事にされていることをしっかりと胸に刻んで、心を置き去りにしないよう省みながら、お役を果たしたいと思います。

癖がひょっこりはん

(二つの意味で)ひょっこりはんに気づいて!