子どもの幸せな笑顔にふれたとき
こころがよろこぶあなたへ
コンゴ フェザちゃん(5歳)
平和なところで、家族と一緒に暮らしたい
コンゴ民主共和国では、政府軍と反政府勢力との武力衝突が起こり、多くの人が戦闘を逃れて隣国のウガンダに避難しました。フェザちゃんの住む村も襲われ、村長だった父親は殺されてしまいました。
フェザちゃんは母親と着の身着のまま村を離れ、ウガンダの難民キャンプにたどり着きました。身の回りの物が何もないなか、日本から贈られた毛布を受け取ることができました。
「いつか、平和なところで、家族みんなと一緒に暮らしたい」
フェザちゃんはそう願っています。
アフリカへ毛布をおくる運動
寒暖差の激しいアフリカ諸国で、災害や貧困、病気などに苦しむ人々のいのちを守ることを目指して、日本で寄付された毛布をアフリカへおくる運動。1984年、大干ばつに見舞われたアフリカの人々への緊急支援として始まり、2022年の収集キャンペーンをもって運動は終了した(最終配付は2023年)。寄せられた毛布の総数は4,229,744枚に上り、エチオピアやモザンビーク、マラウイなど27カ国の人々に届けられた。立正佼成会は「アフリカへ毛布をおくる運動」の構成団体として、同運動の運営に参画した。
レバノン・パレスチナ難民 アリくん (10歳)
日本の友達に会いたい!
2年前にゆめポッケをもらいました。その時のうれしさは忘れられません。
僕たちのために遠い国の友だちがプレゼントを贈ってくれるなんて……。
僕のことを知っている人がいるなんて……。とてもうれしかった。
僕がポッケを家に持って帰ると、家族みんなが喜んで、「幸せだね」と言っていました。
その時の気持ちを忘れないように、ポッケの中に入っていた日本の友だちからのメッセージカードをノートにはり付けて、どんな気持ちだったかも書いて、家族みんなでアルバムを作りました。
いつか、このポッケを贈ってくれた日本の友だちに会いに行きたいです!
親子で取り組むゆめポッケ
紛争や対立によって心が傷ついた世界の子どもたちを勇気づけようと、日本の小学生・中学生が親子で、おもちゃや文房具、メッセージカードなどを手作りの袋に詰めておくる取り組み。1994年から2022年まで実施され(最終配付は2023年)、1,167,403個のゆめポッケが、レバノン(パレスチナ難民)、フィリピン・ミンダナオ島、ガザ地区など、12の国・地域の子どもたちに届けられた。
マラウイ チソモくん(12歳)
給食を食べて、元気に学校に通ってます
給食が始まってから、学校が楽しくなりました。家ではご飯が食べられないこともあるので、学校の給食が頼りなのです。おいしい給食が食べられるので、学校を休みたくないと思うようになりました。
給食のお粥はとてもおいしくて、栄養がいっぱいです。この給食がずっと続くといいな。
マラウイ学校給食プロジェクト
アフリカのマラウイで、栄養状態の悪い子どもの多い地域の小学校や幼稚園を対象に、2014年から給食としてトウモロコシや大豆のお粥を提供している。
子どもたちの栄養状態が改善しているのと同時に、幼稚園への通学率、小学校の出席率が向上。給食が始まる前と比べ、小学生たちが積極的に授業に参加するようになるなど、成果を上げている。
献金は、子どもたちの笑顔を取り戻すための事業等で
大切に使わせていただきます。
一食運動に参加して、応援してください。