家畜を救うことは、人びとを救うことーパキスタン大洪水の被災地にてー
Dec 12, 2022
一食平和基金のご支援を受け、パキスタンの洪水被災者支援事業を実施している特定非営利活動法人ジェンのパキスタン・アフガニスタン統括責任者のアズマットです。
パキスタンで発生した大洪水は、3,300万人もの人びとが直接被災しました。現状でも被害は大変深刻ですが、被災者の85%が農畜産業に従事しており、農地や農作物、家畜が大きな被害を受けているため、近い将来、更に悪い事態に陥ることが懸念されています。
一食平和基金様のご支援により、ジェンはこれまでも常に、被災されたコミュニティに即座に支援をお届けしてくることができました。今回の災害でも、一食平和基金様はいち早く支援を表明してくださり、ジェンは最も脆弱な...
灰燼に帰したカンボジアの宗教文化の復興を願って
Nov 30, 2022
一食の事業の一つにカンボジア仏教研究所への支援があります。
現地で事業を進めてくださっている担当の手束さんより報告が届きました!
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世界遺産のアンコールワットで知られるカンボジアは仏教(上座部仏教)を国教とし、人々は厚く仏教を信仰しています。
カンボジアを縦断して流れる大河メコンと東...
遠く離れた国でも、見過ごせない気持ちを届けて
Nov 24, 2022
一食平和基金と合同で、「南スーダン緊急支援」を実施している日本国際ボランティアセンター(JVC)の今井高樹です。
「世界でいちばん新しい国」の現実
南スーダンは2011年に独立した「世界でいちばん新しい国」(最新の国連加盟国)です。ナイル川が国の中央を流れ雨期には緑が広がる土地に、固有の言語や文化を持つ多くの民族が暮らしています。
独立した喜びもつかの間、2013年に内戦が起きました。2018年の和平合意後も地域的な武力衝突は収まらず、2019年からは3年続きの洪水にも見舞われました。国内外で避難生活を送る人は今も400万人、国民の3人に1人に及びます。
JVCはこの国で避難民や難民への支...
「一食トーク」を終えて…
Nov 18, 2022
みなさん、こんにちは!一食事務局の土屋です(/・ω・)/
10月22日(土)、一食オンラインイベント「一食トーク 分かち合おう一食実践」が開催されました!!
当日は全国から約100名の一食推進者さん・実践者さんにお集まりいただき、事務局として「ありがたい!!」この一言につきるイベントになりました。イベントの概要はこちらの記事をご覧ください。
「一食を捧げる運動」 今年の実践を分かち合う 全国各教会から推進担当者ら約100人がオンライン参加 | 佼成新聞デジタル (kosei-shuppan.co.jp)
今回のブログでは、イベントの中で挙げられた実践・推進の工夫や課題、事後アンケートで寄せられた質問について、共...
過疎地での血圧測定が妊産婦を救う
Nov 09, 2022
一食平和基金のご支援を受け、「妊産婦死亡削減対策支援プロジェクト」を実施しました特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(アムダマインズ)の田中一弘です。
このプロジェクトは、現地に事務所を構える英国系NGOのWelbodi Partnership(以下、「Welbodi」)と協力し、2021年1月から2022年5月にかけて取り組んだものです。
シエラレオネは、妊産婦死亡率が1,120人(人口10万対, 世界銀行 2017年)と世界で最も悪く、実に日本の224倍にあたります。つまり、シエラレオネでは、妊産婦の亡くなる可能性が日本の200倍以上高いということになります。その大きな要因の一つとして...
紛争被害女性への自立支援
Nov 09, 2022
一食平和基金さまのご支援を受け、「コロナ危機下における紛争被害女性のレジリエンス向上及び脆弱層の感染予防支援事業」を実施している認定NPO法人テラ・ルネッサンスのジャコブです。
コンゴ民主共和国中央カサイ州では、2016年8月に紛争が勃発し、以降、少なくとも1,000人以上が死亡、100万人以上が難民・国内避難民となりました。紛争の影響を受け、多くの女性が夫や家族を亡くしたり、住む場所を失い国内避難民としての生活を強いられたり、最低限の生活もできない状況に陥りました。加えて、コロナ渦で経済活動が停滞し、貧困層の生活は困窮している状況が続いています。
こうした状況を鑑みて、一昨年度に引き...
給食で子どもたちの心身に栄養を ~マラウイ赤十字社より~
Sep 30, 2022
皆さんこんにちは! 突然ですが、皆さんは「学校給食」という言葉から何を思い浮かべますか? 好きだった給食のメニューや苦手だったメニュー、給食の時間に過ごした思い出など、一言に「学校給食」と言っても様々かもしれません。 一食を捧げる運動では、マラウイ赤十字社からの要請を受けて、学校給食事業を支援しています。アフリカ・マラウイの地で行われている「学校給食」ではどのようなことが行われているのでしょうか。マラウイ赤十字社より報告書が届きましたので、皆さんにお届けします! マラウイでは農業で生計を立てている家庭が多く、市場に農作物を出して収入を得る、また収穫した農作物で家庭の食卓を賄うことが生活の基盤です。しか...
日本に逃れた難民への理解と共感を目指して
Sep 30, 2022
一食平和基金の支援を受け、「国内難民支援に関する理解促進のための情報発信、人材育成、難民の社会統合に向けた支援」事業を実施している難民支援協会(JAR)の伏見和子です。 皆さまからのご支援に心より感謝申し上げます。
〇事業の概要 世界で紛争や人権侵害により故郷を追われた人の数は、2021年末時点で8,930万人となり、さらに2022年に入ってからその数は1億人を超えたとされています。 しかし、日本では難民の受け入れが少なく、社会に統合していくための政策に欠けている状況が続いています。2021年に日本で難民として認定された人はわずか74人。一方不認定となった人は1万人を超えており...
支援の輪が救った命
Jul 14, 2022
一食平和基金と特定非営利活動法人ジェンとの合同事業は、紛争や災害で厳しい状況にある方々が、再び普通の暮らしを取り戻そうとする営みを支えることを目的としています。2021年も、世界各地で約118,000人に及ぶ方々を支えさせていただきました。
アフガニスタンでは以前から、困窮している上に衛生的な水を手に入れられず、いつも体調を壊していた方々を、この事業によって支えてきました。2021年8月のタリバン政権発足後の経済制裁によって、アフガニスタン国内の資金が回らなくなり、公務員への給与も支払われず、多くの企業も賃金を支払うことが困難になり、ぎりぎりの暮らしをしていた方々が食べるのにも窮する...
ネパール人保健ボランティアとともに行ったオンラインによる妊産婦への情報提供と相談活動~妊産婦が母国語で自ら情報を得て語れるために~
Jul 14, 2022
一食平和基金のご支援をいただき、「保健ボランティアと協働で行う外国人母子に対する保健サービス情報提供と相談支援事業」を実施している、シェア=国際保健協力市民の会の在日外国人支援事業担当の山本裕子と申します。ご支援に心より感謝申し上げます。
〇活動の概要
日本の外国人人口でネパール人は6位となり、杉並区や周辺地域には、ネパール人学校の存在も影響し、ネパール人夫婦や家族が数多く住んでいます。杉並区においては、外国人妊婦のうち一番多いのがネパール人妊婦で、滞在歴が短く日本語が話せない時期に妊娠することも多く、日本語が妻より話せる夫が保健センターなどで手続きや面接に対応しています。そのため、妻...