「日本のみなさん、こんにちは」 サブリーンさんからの手紙
Jul 29, 2025
2017年からJIM-NETの一員として、小児がんの子どもたちと関わっています。私自身が病気で入院した時にJIM-NETの活動と出会い、院内学級で過ごした時間が今の私の原点です。子どもたちとの日々は温かく尊いものですが、突然のお別れも多く、心が折れそうになることもあります。昨日まで一緒に遊んでいた子が、朝にはもういない。そんな経験を、何度もしてきました。正直、「つらい、もう戻れない」と思う日もあります。それでもここに戻ってくるのは、子どもたちの笑顔が私を呼んでくれるから。
忘れられないのは、長い治療を経てとても重い病気を乗り越えたジュリーちゃん。最初は人見知りでしたが、少しずつ話せるようになり、...
爆撃を逃れてクラクフ85番小学校に編入した子ども達
Jul 15, 2025
(背景)
2022年2月24日、ロシア軍のタンクが国境を越えて、ウクライナに侵攻しました。
ヨーロッパや東欧諸国に逃れたウクライナからの避難民は、ポーランドが最も多く、難民登録している人数は186万人、現在でも100万人は滞在しています。ウクライナ国境に近い、クラクフ市にも多くの難民が殺到しました。
ウクライナで生まれ、侵攻前からクラコフでスクールアシスタントとして働き、避難した子ども達と家族の面倒を見ているアンナ先生からのお手紙が届きました。
親愛なる皆様へ
ウクライナの避難家族の支援に心より感謝申し上げます。
皆様と私たちは何千キロも離れたところにいますが、皆様の心はとても近くに感じています。
皆様...
「地雷の危険性を意識することの大切さを学んだ リーリーさんからの手紙」
Jun 30, 2025
ミャンマーでは、軍事クーデター以降、軍政の暴力的な支配に抗議する民族勢力との抗争が続いています。国際法で禁止されている対人地雷の使用も増え、昨年の犠牲者数は1000人を超え、うち4割近くが幼い子どもたちでした。JCBLは、危険な状況で暮らす人々が被害に遭わないように、昨年度から地雷の危険回避教育活動を始めました。 以下はこの活動に参加した女子高校生からの手紙です。 「こんにちは。私の名前はLi Liです。私は、地雷リスクと空爆からの保護に関する意識向上セッションに参加し、非常に貴重な情報を学びました。これまで私たちの村ではこのような教育活動が実施されておらず、地雷があることは聞いてましたが、それがい...
マラウイ赤十字社 学校給食プロジェクトについて
Jun 14, 2025
こんにちは!一食平和基金事務局の池田です。
一食平和基金では、アフリカのマラウイ共和国でマラウイ赤十字社の行なっている「学校給食プロジェクト」を支援しています。今回4月22日から5月2日まで給食支援をしている学校に現地調査のために行ってまいりましたので、ご報告いたします。
マラウイは貧困度が世界第3位といわれる最貧国の1つです(World Economic Outlook (October 2024) – GDP per capita, current prices|IMF)。マラウイでは、多くの人々が農業で生計を立てていますが、収穫期前の10月から2月には食料が不足し、学校に行けない子ども達...
令和6年次「ドリーム・ギフト」活動報告
May 30, 2025
みなさん、こんにちは!一食事務局です。
昨年から始まった「ドリーム・ギフト」ですが、初めての試みにもかかわらず、大勢の日本のお子さんたちに参加をしていただきました!お寄せいただいた募金額は、1,867,149円。お手紙は1,353通にのぼりました。改めて、みなさんのご参加に感謝いたします。
みなさんの募金と手紙が、今なお戦火の中、避難生活を続けているウクライナの子どもたちへのギフトとなって届きましたので、本ブログで昨年の活動をご報告します。
まず、「ドリーム・ギフト」についておさらいします。この活動は、紛争下で大変な生活をしている子どもたちを応援するための取り組みです。日本の子どもたちが、みんなが幸...
奨学金プログラムのおかげで大学を卒業することができました! ダニカさんからの手紙
May 14, 2025
BCYFIの奨学金のおかげで、大学を卒業することができました。 経済的な支援をいただけたことで肩の荷が下り、すべての時間と努力を学業に費やすことができました。その結果、学校でのアクティビティに集中することができ、優秀な成績を修めることにつながりました。またBCYFIのコミュニティに参加したことで、様々な背景を持つ人々と交流する機会も得られました。1年目には平和のシンポジウムを通して、同年代の日本人学生と知り合うことができました。このイベントは、自分のコンフォートゾーンを飛び出すような...
移動図書館 — 図書を通じて、安らぎと生きる希望を与える事業
Apr 28, 2025
こんにちは!一食事務局です。
一食平和基金では、昨年元旦に発生した能登半島地震被災への緊急支援として、「シャンティ国際ボランティア会(SVA)」が実施している移動図書館事業への支援を実施いたしました。その事業の視察として、一食平和基金運営委員会の齊藤委員長と共に、現地に行ってきましたので今回はその様子をご報告します。
移動図書館事業は、輪島市図書館との提携で行っている事業で、市内に点在する公民館や仮設住宅の集会所等を使用して、被災された方々へ図書の貸し出しを行っています。読書を奨励しながら、語り合いの場と飲み物を提供し、避難によって地域コミュニティから離れてしまった被災者の方の「孤独化...
2025年 一食を捧げる運動は50周年を迎えました!
Apr 20, 2025
一食50周年記念の取り組みのご案内
1975年9月に立正佼成会の青年たちを中心として始まった一食を捧げる運動は、今年、おかげさまで50周年を迎えました。
これまでに祈り・同悲の心を込めてお寄せいただいた ご浄財は総額160億円にのぼり、日本国内を含む世界各地の災害や紛争、貧困などの苦境にある方々への支援活動を支えていただきました。
50周年という大きな節目を皆さまと迎えるにあたり、以下の取り組みを予定しています。
これらの取り組みを通して、運動実践者、支援を受ける人々、双方の心のよろこびとなってきた一食運動の意義を再認識する機縁となることを願っています。
50周年記念企画
1.記念イ...
ミャンマーにおける学校給食支援
Apr 09, 2025
2021年2月の軍事政権掌握以来、ミャンマー全土で紛争が起き、国民の命が危険にさらされています。子どもたちの命にも危険が迫っていることから、支援対象者の声や写真をお届けすることが難しく、支援スタッフのU David(仮名)からの手紙をお届けします。
私は幼児発達委員会 委員長(Chair of Early Child Development(ECD)committee)としてミャンマーでの学校給食支援を行っています。
学校給食支援が始まる前は、親が子どもたちに栄養のある昼食を食べさせることができず、多くの困難に直面してい...
カンボジアの仏教、文化の復興と発展を願って宗教省仏教研究所ソクニー所長からの手紙
Apr 08, 2025
<所長からの手紙>こんにちは、カンボジアの宗教省仏教研究所の所長のソクニーです。今日は皆さんにカンボジアの仏教と仏教研究所についてお話したいと思います。
カンボジアに仏教が伝来して2000年。カンボジアは仏教を国教とする信仰心の厚い仏教国です。しかしながら約50年前、過激な共産主義を信奉するポルポト政権時代に仏教寺院はすべて閉鎖され、倉庫や拷問所や虐殺所となり、僧侶は全て還俗させられ、2割を超える僧侶が亡くなりました。仏像は破壊され、仏教書は捨てられ、カンボジアの宗教文化研究の中心であった仏教研究所も数万点の経典や貴重な文書が散逸し、壊滅的な打撃を受けました。
そのカンボジア仏教の復興のために19...