一食ブログBlog

福島復興支援事業 事業視察に行ってきました!

Feb 14, 2024

みなさん、こんにちは!一食平和基金事務局です。
1月30日に「一食福島復興・被災者支援事業」の視察に行ってきましたので、その様子をご報告いたします。
事業運営で連携をしている「うつくしまNPOネットワーク」の案内のもと、支援先団体である「富岡町3.11を語る会」を訪れました。
同団体は、3.11発災時の富岡町で起こっていた町民のリアルを、語り人(べ)として口演して回ることを主として活動されています。代表の青木淑子さんは、富岡高等学校の元校長先生です。青木さんは、当時の町の様子や避難する方々のことを細かく教えてくださいました。

(教えていただいたこと)
発災当時、富岡町の人口は約15,000人でしたが、福...

カンボジア、焚書坑儒を越えて

Jan 31, 2024

カンボジアのプノンペンで仏教研究復興支援を行っている一食平和基金事務局の手束耕治です。現在進めている事業についてお伝えします。
古より世界の歴史において、宗教に対して激しい弾圧があったことが記録に残っています。その中でもアジアでは秦の始皇帝の焚書坑儒は過激な宗教弾圧として知られています。近代では日本の廃仏毀釈や中華人民共和国の文化大革命などがありました。しかしそれよりもっと過激で、人類史上最も過酷な弾圧が1970年代にカンボジアで起こりました。
カンボジアは紀元前後から仏教が伝来し、その後約2000年に亘って全土に仏教が普及し、現在は仏教を国教とする信仰心の厚い仏教国です。しかしながら宗教や旧文化...

トルコ地震被災者支援活動

Jan 12, 2024

一食平和基金のご支援を受け、『トルコ地震被災者支援活動』を実施している特定非営利活動法人アムダ理事の難波妙です。 2023年2月6日未明、トルコ南部を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。この悲惨な災害により、45,089人が亡くなり、1,971,589人が避難生活を余儀なくされました。(3月1日、トルコ災害緊急事態対策庁(AFAD)発表)アムダは2月11日、医療チーム(医師1人、看護師1人、日本在住トルコ人調整員1人)を現地に派遣しました。その後、更に医師1人、看護師1人を追加派遣し、トルコ及び地元医師会と協力し、トルコ・アドゥヤマン (Adiyaman)県を中心に健康相談や物資の...

レバノンのパレスチナ難民キャンプからゆめポッケ配付のご報告

Dec 12, 2023

レバノンのパレスチナ難民キャンプで、ゆめポッケを配付してくださっているパートナー団体「社会福祉と職業訓練のための全国協会(NISCVT)」から、今年の報告が届きました。
2023年は78の幼稚園で11,560人の子ども達にポッケを届けてくださいました。

◇概要
レバノンには70年以上前から約20万人のパレスチナ人難民が暮らしています。加えて、シリア内戦以降は多くのシリア人が避難しており、人々は経済的にも社会的にも非常に厳しい生活環境に直面しています。
こうした中、NISCVTは、パレスチナ人とシリア人のすべての子ども達を幼稚園と補習クラスに入学させています。私たちの目的は、子ども達が学習スキルを習得で...

ミンダナオ子ども図書館より、ゆめポッケの取り組みについて

Nov 24, 2023

ミンダナオ子ども図書館(MCL)財団の管理責任者をしているノエミ・F. パセテと申します。MCLはフィリピンのキダパワン市マノンゴル地区に事務所を置く、非宗教、非政治、非営利の組織で、絵本の読み聞かせ、奨学金の支給、育児放棄された子どもたちの支援、医療支援、農業/植林、保育所建設、自然災害や人災の際の活動(救援活動、立正佼成会からのゆめポッケの配付)などを行っています。

私たちは、ミンダナオ島の紛争に巻き込まれやすい地域や武装集団に囲まれている地域、子どもたちが置き去りにされるような地域で子ども達の現状を目の当たりにしました。貧困のため、子どもたちは学校に通うことが難しく、学校もコミュニティから離...

すべての人が医療サービスを受けられますように

Oct 30, 2023

一食平和基金と合同で、「スワスト・セバ(立正佼成会メディカルサービス)」を実施しているNGO法人立正佼成会バングラデシュのオヌズ・ボルアです。  バングラデシュにおける保健衛生環境は劣悪であり、遠隔地に住む人々は保健衛生分野のサービスを十分に受けられていない状態です。彼らの中には無資格で保健サービスを施す人たちによる誤った処置や医療ミスを被っている人もいます。ほとんどの人が、有資格の人たちに診てもらうための治療費を払えるほどの余裕がありません。このような状況を考慮して、私たちは貧しい人々の家の近くでの無料による医療サービスを実施しています。  バングラデシュの医師や医療スタッフの数は日本に比べ...

モンゴルにおける取組みについて

Oct 27, 2023

国際伝道グループ・モンゴル拠点担当のボルドです。立正佼成会ウランバートル支部が一食平和基金と合同で実施している「モンゴルにおける医療事業」について報告します。

医療サービスを受けられない貧困層や医療機関から離れている遠隔地に住んでいる人たちを対象に、無料で健康診断の提供・衛生用品の配布をする事業を行っています。最初は専門医をしている会員にサポートして頂きながらスタートしたこの事業は今年で13年目を迎えます。コロナ禍前は健康診断の提供のみがメインの事業でしたが、コロナ禍中からは、多くの人の健康維持に貢献するのに、健康診断だけではなく予防も大事であるということから免疫をあげるビタミン剤と衛生用品を含...

ともに味わう学ぶ喜び

Oct 14, 2023

一食平和基金と合同で「バングラデシュ貧困地域への学用品支援プロジェクト」を実施しているNPO法人立正佼成会バングラデシュのオヌズ・ボルアです。
この事業は、2021年1月から開始し、NGO立正佼成会バングラデシュとして初めての事業であり、現在3年目に入っています。
バングラデシュにおける教育の問題は深刻です。経済成長率だけを見ると大幅な向上が見られるものの、GNPはまだまだ低く、貧富の差は拡大し、児童労働に頼る貧困層はいまだ多数を占めている状況です。労働を余儀なくされている児童・生徒は勉強したくてもできません。たとえ勉強する時間があっても学用品を購入できずにいる児童も多いのです。国民の識字率76....

満腹で教育を受けられる喜びを子どもたちへ:アフガニスタン・ブレッドプラス(栄養強化パン)事業

Sep 28, 2023

一食平和基金と合同事業を実施している特定非営利活動法人ジェンの池田です。合同事業は、紛争や災害の影響で厳しい暮らしを余儀なくされた人びとが、再び自身の力で暮らすことが出来るよう、その歩みを支えることを目的としています。被災された方がたが心のエネルギーを取り戻し、地域の人びとと支え合いながら、復興を目指せるような支援活動を実施することを大切にしています。 今回は、2022年度に実施したブレッドプラス(Bread+)事業についてご紹介します。 ジェンは、一食平和基金のご支援を受けて世界各地で支援活動を実施しており、アフガニスタンも例外ではありません。アフガニスタンでは、40年も続いた紛争、洪水や地震等...

子供たちに自らの将来を切り開く力を

Sep 09, 2023

一食平和基金と合同で、南アフリカにおいて「困難な家庭環境にある農村部の子ども・青少年の支援事業」を実施している日本国際ボランティアセンター(JVC)の橋口です。「一食を捧げる運動」の実践者の皆さまには、日頃より温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。活動についてご報告致します。

 

◇南アフリカ社会の背景事情
アパルトヘイト廃止以降、長らく日本国内の主要な報道からは遠ざかっていた南アフリカ共和国(以下、南ア)。昨今では専ら再活性化するBRICSやロシアに対して中立云々と言った話題で持ちあがることが増えました。印象としては新興国の中でもケープタウンやヨハネスブルクのような大都市を抱える「...