今こそ、一食!!!
「一食を捧げる運動」といえば、「いつでも、どこでも、誰にでも、いつまでも」。普遍性と包括性を兼ね備えたこの参画型の運動は、40年以上の長きにわたり、国内・国外を問わず様々な問題にアプローチしてきました。
2015年に採択された「持続可能な開発目標=SDGs」について知ったとき、「すでに一食でやってきたことじゃないか」と、共通点の多さにびっくりしたものです。発展途上国も先進国も分け隔てなく世界の共通の課題に向き合う“今”こそ一食の理念と実践がひときわ輝く時代がやってきたのかもしれません。
SDGsとは
持続可能な開発目標SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより)
一食平和基金では、2018年~2023年の方針において「貧困(飢餓)の解消」、「教育・人材育成」、「ネットワークの強化」という三つの領域に「重点」を置いています。
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私たちは、太陽や大地、水、空気といった大自然、そして衣食住にまつわるすべての物や人によって「生かされて」います。「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」、宮沢賢治のこの言葉に象徴されるように、私たちの幸福は、すべての物や人に犠牲を強いたり、それらをないがしろにする上には成り立ちません。
この恩に報いること、私たちの中にもともとある明るく、優しく、温かい心に気づき、その心を育んでいくのが「一食を捧げる運動」の実践なのです。