一食ブログBlog

HAPIC2022に参加して

Mar 13, 2022

一食事務局スタッフの中山です。
一食平和基金では、本年もNPO法人 国際協力NGOセンター(JANIC)との合同事業として、NGO国内のNGO組織強化、育成支援、連携・協力体制の構築に取り組んでいます。(事業の詳細は、以前掲載したブログをご覧ください)
その取り組みの一環として、2月13日から15日にかけてグローバルな社会課題について考えるカンファレンスHAPIC2022が開催されました。
今年は「国際協力をリデザインする」をテーマに、500名を超える方々にご参加いただいたオンラインイベントとなりました。

会議の報告は、今後JANICのホームページでも紹介される予定です。今回はHAPICに参加して感じた...

すべての人が医療サービスを受けられますように

Feb 12, 2022

一食平和基金の支援を受けと合同で、「スワスト・セバ(立正佼成会メディカルサービス)」を実施しているNGO法人立正佼成会バングラデシュのオヌズ・ボルアです。

バングラデシュにおける保健衛生環境は劣悪であり、遠隔地に住む人々は保健衛生分野のサービスを十分に受けられないでおります。彼らの中には無資格で保健サービスを施す人たちによる誤った処置や医療ミスを被っている人もいます。ほとんどの人が、有資格の人たちに診てもらうための治療費を払えるほどの余裕がありません。このような状況を考え私たちは貧しい人々の家の近くでの無料医療サービス実施を目指しています。

バングラデシュの医師や医療スタッフの数は日本に比べるとか...

ともに味わう学ぶ喜び

Feb 12, 2022

一食平和基金の支援を受け、「バングラデシュ貧困地域への学用品支援プロジェクト」を実施しているNPO法人立正佼成会バングラデシュのオヌズ・ボルアです。

この事業は、2021年1月から開始し、NGO立正佼成会バングラデシュとして初めての事業です。現在2年目に入っております。
バングラデシュにおける教育の問題は深刻です。経済成長率だけを見ると大幅な向上が見られるものの、GNPはまだ低く、貧富の差は増し児童労働に頼る貧困層はいまだ多数を占めています。労働を余儀なくされている児童・生徒は勉強したくてもできません。たとえ勉強する時間があっても学用品を購入できずにいる児童も多いのです。15歳以上の識字率72.9...

モンゴルにおける取組みについて

Jan 22, 2022

一食平和基金の支援を受け、「モンゴルにおける医療事業」を実施している国際伝道グループ・モンゴル拠点担当のボルドです。
医療サービスを受けられない貧困層や医療機関から離れている遠隔地に住んでいる人たちを対象に、無料で健康診断を提供する事業です。
最初は専門医をしている会員にサポートして頂きながらスタートしたこの事業は今年で12年目を迎えます。

近年、コロナの影響により、中小企業や飲食店が数多く倒産し、失業者が急増してきました。加えて、石油の値上がりによる日用品の値段の高騰は、貧困がますます深刻化する原因となっています。そんな中、コロナが拡大している地域の人たちに少しでもお役に立たせて頂きたいということ...

スリランカの子どもたちはがんばっています!

Jan 22, 2022

一食平和基金の支援を受けスリランカで一食平和基金の支援を受けスリランカで「貧困地区への教育支援プロジェクト」を実施しているRissho Kosei Dhamma Foundationです。

私たちは、スリランカ国政府にローカルNGOとして承認登録されています。スリランカでの社会貢献そして人材育成の活動のひとつとして、貧困地域の学生たちに学用品の配布プロジェクトに取り組んでいます。

特にGrade 1 [(5歳)日本の小学校1年生] からGrade 13 [(17歳)日本の高校3年生]を対象に、学生一人一人に文房具や学業での必需品を提供し、これからの人材育成と教育支援を担っています。

2010年から開始し、昨年...

福島の原子力災害考証館furusatoを訪ねて

Jan 14, 2022

一食を捧げる運動では、皆さまの一食献金を東日本大震災の復興支援として被災地へ届けてきました。2021年も引き続き、一食福島復興・被災者支援事業を、うつくしまNPOネットワークのご協力のもと実施しました。2021年12月15日に、一食事務局スタッフが福島を訪れ、支援を受けた団体の取り組みについてお話を伺ってきました。

今回視察を受け入れてくださったのは、原子力災害考証館furusato運営委員会の皆さまでした。原子力災害考証館(以下、考証館)は、未曽有の被害をもたらした原子力災害について、その背景や原因も含めて整理・記録しつつ、草の根の人々の問題解決のための取り組みを伝え、一人ひとりが問いに向き合...

地域の人々と取り組む栄養改善

Dec 14, 2021

一食平和基金の支援を受けて取り組んだ「マダガスカル国コミュニティ栄養改善事業」を担当した、特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(アムダマインズ)の田中一弘です。

この事業は、2020年1月から2021年3月にかけて実施したもので、アムダマインズが同国で取り組む初めての事業でもありました。マダガスカルは世界で最も子どもの発育阻害が多い国の一つです。発育阻害とは、慢性的な栄養不足により、身長が標準よりも大幅に低くとどまってしまう状態のことを言います。マダガスカルの5歳未満の子どもの実に半数近くが発育阻害の状況にあります。また慢性的な栄養不足は、脳の発達にも影響を与えてしまいます。

事業を実施した首都...

イラク、明日につながる命のために

Dec 12, 2021

2018年から一食平和基金の支援を受け、「イラク、モスル、イブン・アル=アシール病院で小児がん治療事業を実施しているJCF/日本チェルノブイリ連帯基金です。

2003年のイラク戦争後、相次ぐテロによって、イラクの医療環境は壊滅的になりました。特に第二の都市モスルは、2014年からイスラム国の侵攻により、医療機関は深刻な打激を受けました。2017年7月には、解放されたものの、街は瓦礫と化しました。

イスラム国から、脅迫され続けたリカァ・アルカザイル医師が、JICA事業で、小児がんの中堅医師として、長野県松本市にある信州大学医学部小児科に留学していた経緯から松本に避難してきたのは、2014年7月でした...

ロヒンギャ危機について

Nov 27, 2021

 一食平和基金では、皆様からのご協力のお陰様で、難民支援を継続しております。今回のブログでは、国連UNHCR協会よりいただいたご報告をお届けします。

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ロヒンギャ危機について
86万人         バングラデシュへ避難しているロヒンギャ難民の数
44万人         避難した人々のうち18歳未満の子どもの人数
9万世帯      ガスや調理器具の支援を受けている世帯数
 (2021年10月時点)

ミャンマーのラカイン州北部で起きた暴力行為により、2017年8月以降多くのロヒンギャの人々がバングラデシュへと逃れ、未曽有の人道危機となったロヒンギャ難民危機。近年で最速・最大...

一食でのインターンを通して

Oct 31, 2021

現在、一食事務局では、2名の方をインターンとして迎えています!
今回は、お2人がインターンを通して感じたことをご紹介します!

みなさんこんにちは!一食事務局インターン生のIYです!寅さんの否定しない生き方に憧れている24歳です。 10月1日から30日間のインターンも終わりに近づいてきました。その中で感じたことを綴らせて頂きます。

 「アフリカに毛布をおくる運動」や「一食地域貢献プロジェクト」、6月に開催された一食フォーラムの動画視聴、チームミーティング、企画書づくりをする機会を頂きました。主に、文書を通してですが、みなさんと日々出合わせていただいています。文書から溢れている、みなさんの思いが、日々の実践...

ミャンマーでの学校給食について 国連WFP協会より

Oct 23, 2021

一食平和基金のご支援を受け「ミャンマー学校給食事業」を実施する、WFP国連世界食糧計画の公式支援窓口を務める認定NPO法人・国連WFP協会で、法人様ご支援・連携の担当をしております松本聡子と申します。ご支援者の皆様におかれましては、日頃より国連WFPの活動にあたたかいご支援をいただきまして誠にありがとうございます。
さて、10月16日は国連が制定した「世界食料デー」、世界の飢餓や食料問題、そしてその解決策を考える日です。日本では10月を「世界食料デー」月間とし、日頃から飢餓や食料問題の解決に向けて活動するNGO/NPO、国連機関が情報発信を行っています。 世界に目を向けますと、2020年、飢餓人口...

クーデターとコロナ禍で子どもたちに届けられたもの、届けられなかったもの~活動中止のお知らせ~

Oct 15, 2021

一食平和基金様と合同で、「ミャンマー 東バゴー地域における読書推進活動」を実施しているシャンティ国際ボランティア会(SVA)の松本です。

いつも、弊会の活動に関心を寄せてくださり、誠にありがとうございます。新型コロナウイルスおよび2021年2月にミャンマーで発生した軍事クーデターの影響により、7月末をもって本活動を中止することとなりました。

 

2018年~2019年で実感した移動図書館活動の成果と更なる可能性

弊会では2018年からミャンマーの東バゴー地域において移動図書館活動などを含む読書推進事業を、 一食平和基金様と合同で実施してきました。本活動では14館の公共図書館と協力し、210校の...

☆ユースとピース☆困難を乗り越える青年たちという希望(パキスタン)

Oct 11, 2021

 一食平和基金では、パキスタンにおいて青少年の地域平和活動とアフガニスタンとの連帯に取り組んでいる、一般社団法人平和村ユナイテッドの活動を支援いたしました。今回のブログでは、団体の代表からのご報告をお届けします。

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 「平和にユナイト!パキスタンにおける青少年の地域平和活動とアフガニスタンとの連帯」の活動を実施している平和村ユナイテッドの小野山です。いただいておりますご支援に心より感謝申し上げます。困難を乗り越える青年たちという希望。パキスタンでの活動についてご報告いたします。

◆ 文明の交差点…しかしそこには紛争と暴力が…そして平和の活動

 ペシャワール…パキスタン...

新型コロナの影響を受けた家族への緊急物資配布

Sep 22, 2021

一食平和基金の支援を受け、新型コロナの影響を受けたご家族への緊急支援を実施した認定NPO法人ジェンの木山啓子です。

新型コロナは、世界中で人びとの生活に重大な影響を及ぼしました。特に、元々厳しい状況にあった方々にとっては、大きな試練となりました。一食平和基金のお蔭でジェンは、パキスタンの中でも、戦闘の被害の大きいハイバル・パフトゥンハー(以下、KP)州で暮らす人びとに、食料と衛生用品を緊急配布することができました。その支援を受けたお二人の声を紹介させていただきます。

ナビラ・バシャールさんは、パラチナルにあるザナナ病院で日雇いの非常勤看護師として働いています。パキスタンでは、いくつかの家族が共同生...

一食実践の輪 みんなで幸せキャンペーン!スタート☆

Sep 15, 2021

一食を捧げる運動は、9月1日からオンラインでの献金がスタートしたことを記念して、「一食実践の輪 みんなで幸せキャンペーン!」を行います!

ぜひこの機会にご家族、ご友人に一食運動のことを紹介していただき、一人でも多くの皆さんに、みんなで一緒に幸せになっていく世界を味わっていただけることを願っています!

(⌒∇⌒)

 

・キャンペーン期間:9月15日~10月15日

・キャンペーン内容:LINEをご登録の皆さんにお願いしたいことが3つあります!

 ①一食の紹介!

 ②一食LINEの紹介!

 ③オンライン献金にチャレンジ!

 

【キャンペーン詳細】

①一食を捧げる運動を周りの方にご紹介ください!

 「一食紹介チラシ」を作成しました。この...

夢は達成できる バターン青少年人材育成事業

Sep 14, 2021

一食平和基金と合同で、「バターン青少年人材育成事業」を実施している、バターンキリスト教青年財団(BCYFI)の理事長のアナ・マリア・バンソン・トアソンです。この事業では、フィリピン・バターン州在住で貧しいながらも、未来のある若者が大学教育を受けることができます。社会的に弱者の立場である彼らにとって、人生を変える最大のチャンスは、能力と自信を高め、経済的に安定し、社会的に貢献できる夢を実現できるような大学教育を受けることです。

長年にわたり、新しい奨学生とその家族とのオリエンテーションを行うたびに、この奨学金は、立正佼成会のみなさまが一食を抜き、その分の食事代を一食平和基金にお布施をする「一食を捧...

温かい浄財を暖房に変えて

Sep 14, 2021

一食平和基金では、アフガニスタンにおいて特定非営利活動法人ジェン(以下、JEN)との合同事業にて、2020年に発生した土石流災害の支援活動を実施いたしました。
今回のブログでは、JEN代表からのご報告をお届けします。

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一食平和基金の支援を受け、「パルワン県チャリカ土石流災害被災者越冬支援」を実施した特定非営利活動法人ジェンの木山啓子です。

アフガニスタンのパルワン県の県庁所在地チャリカは、町の中心部からも山が見える、風光明媚なところです。2007年に日本政府外務省が日本人の渡航自粛を求める前は、私も何度も訪れました。空気が澄んで雪を頂いた山に囲まれているので、...

急変するアフガニスタン‐現場からの報告。そして平和のための行動

Sep 01, 2021

連日のニュースで、アフガニスタンの情勢変化の報道が、皆様にも届いているかと思います。
一食平和基金では、アフガニスタンにおいてゆめポッケや人材育成事業などの支援を実施しています。
今回のブログは、一食による支援を受けて活動をされている平和村ユナイテッドからいただいた、緊迫した状況にあるアフガニスタンの状況を伝える報告です。

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 一食平和基金のご支援をいただき、「平和にユナイト!パキスタンにおける青少年の地域平和活動とアフガニスタンとの連帯」の活動を実施している平和村ユナイテッドの小野山です。

 当団体では、アフガニスタンでも、「アフガニスタン・ピースアクション!‐平和...

「一食を捧げる運動」にオンライン献金が登場!!

Sep 01, 2021

2021年9月から、「一食を捧げる運動」でスマートフォンを使ってのオンライン献金ができるようになりました!

 

一食オンライン献金は、「J-coin pay(ジェイ・コイン・ペイ)」というスマホ決済サービスを利用する、あたらしい募金のかたちです。ご自身のライフスタイルに合わせて、より取り組みやすい方法をお選びください。

(※これまで通り、現金でのお振込みも引き続き行っております。)

 

こちらのページで詳しくご紹介しています

読みたい記事の項目をタップ・クリック

 

○献金方法はとっても簡単!

○アイディア次第!~オンライン献金の活用例~

○よくある質問~Q&A~

 

&...

フォーラムを終えて②~お取り組みの紹介と担当者所感!~

Aug 14, 2021

7月31日のブログでは、一食推進全国フォーラムの場で提案された、一食を捧げる運動の取り組みのアイデアをご紹介しました。今回は第2弾です。参考になるアイデアが見つかるかも!

 

【SDGsの推進】

・SDGsについてオンライン勉強会。教会での勉強会に、地元の議員も入ってくださった。

 

【地域での社会貢献活動】

・壮年部が中心となって、社会に出づらい人と農業を通じて社会復帰のきっかけ作り。

・一食地域貢献PJで、犯罪加害者(本人・家族)の支援団体と繋がりができ、会員が社会の現状やそこで取り組む活動を知る機会になった。

・一食地域貢献PJで、老人ホームや子ども食堂を支援。ご命日の後に一食ビデオを流した。

 

【青少年育成】...

日本の国際協力NGOの現状と取り組み

Aug 10, 2021

一食平和基金と合同で「NGO切磋琢磨応援プロジェクト」を実施しております、国際協力NGOセンター(JANIC)より、プロジェクトのご報告をいただきました。団体スタッフからの直接のご寄稿、お楽しみいただけたらと思います!

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JANICの山田と申します。私達JANICは、1987年に設立されてから日本のNGOの支援を30年以上行っております。

その中でも一食平和基金の皆様とは長きに渡り、日本のNGO支援を合同で進めさせて頂いております。

急ではありますが、日本のNGOはどのくらいあるかご存知でしょうか?

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・・・・・・

・・・
・・・・・・

・・・
・・・・・・現在では約...

フォーラムを終えて①~お取り組みの紹介と担当者所感!~

Jul 31, 2021

みなさんこんにちは!

 

日頃より「一食を捧げる運動」にご協力いただき、誠にありがとうございます。

これから6月12日に「令和3年度一食推進全国フォーラム」で参加者の皆さんが熱く!語り合い、出し合ってくださった一食実践のアイディアを複数回に分けてご紹介していきたいと思います。

 

今回はその第一回です!「一食を捧げる運動」の推進や取り組み方について、みなさんのアイディアや実践をご紹介していきます。

 

 

☆一食のニュースを教会のみなさんや、周囲の人に伝える。

☆一食ニュースの内容を家庭で話合っている。

☆家庭での実践をつたえることからはじめている。

☆SDGsについてオンラインの勉強会、学生部練成などで一食を組み入れてい...

ゆめポッケ、届いています!

Jul 14, 2021

みなさん、こんにちは!
今年もゆめポッケにお取り組みくださり、ありがとうございます。

現在、2021年のゆめポッケのキャンペーン中ですが、同時に、昨年皆さんにつくっていただいたゆめポッケが、
コロナ禍の中でありますがちゃんと現地の子どもたちの元へ届き、子どもたちやそのご両親から、
たくさんのメッセージやコメントが私たちの手元に届いています!

その中から、今日は、アフガニスタンでゆめポッケを受け取ってくださったお子さんとお父さん、
それぞれからいただいたメッセージをご紹介します。

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【JVC事業報告②】生まれたたくさんの笑顔とともに【カンボジア】

Jun 14, 2021

こんにちは!

今回は「日本国際ボランティアセンター」(JVC)さんと合同で実施していた二つのプロジェクトの終了をうけて、ご担当者さんからの事業報告・成果を二つの記事でご紹介しています!(^▽^)/

 

第2段は、カンボジアでの「東南アジアにおける農村再生プロジェクト」についてのご報告です。

 

今回の記事を書いてくださった大村さんは、先日の一食推進全国フォーラムでも当プロジェクトについてご報告くださり、多くのよろこびや感動を伝えてくださいました!

 

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一食平和基金と合同で、「東南アジアにおける農村再生プロジェクト(カンボジア)」を実施している日本国際...

【JVC事業報告①】自分たちの森は自分たちで守りたい【ラオス】

Jun 14, 2021

みなさんこんにちは!

今回は「日本国際ボランティアセンター」(JVC)さんと合同で実施していた二つのプロジェクトの終了をうけて、ご担当者さんからの事業報告・成果を二つの記事でご紹介いたします!(⌒∇⌒)

まずは、ラオスでの「東南アジアにおける農村再生プロジェクト」についてのご報告です。

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一食平和基金の皆さまと合同で、「東南アジアにおける農村再生プロジェクト(ラオス)」を実施してまいりました日本国際ボランティアセンター(JVC)ラオス現地駐在員の岩田健一郎です。

2017年4月から継続してきた本プロジェクトが2021年3月に終了を迎えたことを受けまして、皆さまにプ...

ガザ地区の子どもたちに笑顔を届けてきたゆめポッケ

May 31, 2021

皆さんこんにちは!

 

今日は、パレスチナ自治区ガザ地区でのゆめポッケの取り組みについてお話しします。

 

イスラエルとガザ地区との間で繰り広げられた武力衝突のニュースに、多くの方が心を痛められたのではないかと思います。 

先日、停戦したと報道されましたが、現地ではいまだに緊張状態が続いています。

 

一食を捧げる運動では、
1999年のゆめポッケの取り組み開始から現在まで、20年以上に渡ってガザ地区にゆめポッケを贈り続けています。
これまでにガザ地区に届けられたゆめポッケは236,197個。
23万人以上の子ども達に笑顔を届けてきました。

 

これまで、同地区では何度も武力の...

青年の日企画「一食コソコソうわさばなし」まとめ(*’▽’)

May 31, 2021

先日は第52回 「青年の日」誠にありがとうございました。

 

昨年に引き続き、一食を捧げる運動のLINE公式アカウント「一食ニュース♡」で

皆さんと楽しめる企画を!ということで

 

「一食コソコソうわさばなし」

 

と題してタイムラインでクイズや豆知識をお伝えさせていただきました。

(なんのパク…オマージュか分かりましたか?(笑))

 

たくさんのご回答、そして「いいね!」をいただき、担当者も大変楽しく取り組めました♪

そしてなんと…青年の日の当日や前後で、おともだち登録が激増…!!!!

皆さんが「一食を捧げる運動」について、そして「一食ニュース♡」について多くの方にお伝えしてく...

青年の日に向けて♪

May 14, 2021

皆さん、こんにちは!
5月16日(日)は、青年の日ですね。
新型コロナウイルスの影響により、今年も集まって活動をすることが難しい地域もあると思いますが、
オンラインでの研修や個人でできることを工夫されている方も多いのではないでしょうか。
私も青年の日当日は、オンラインにて所属教会主催のSDGs勉強会に参加したいと思っています^^ 
さて、昨年は、青年の日のタイムラインや一食LINEのタイムラインに
皆さんの青年の日の様子を投稿していただきました。
今年も皆さんから青年の日のタイムラインへ投稿していただけるようになっています。
ぜひ皆さんの活動の様子をお寄せください。
そして、一食でも青年の日に合わせた企画を用意...

5月は一食啓発月間です

Apr 30, 2021

こんにちは!

 新緑がまぶしい5月を迎えます。一食を捧げる運動の啓発月間になりますので、いつも以上に、皆さまに一食の情報を届けたいと思っています。

 外出自粛が続きますので、5月の街頭募金などの活動を見送った教会も多いかと思います。特に関心を寄せていただいている、親子で取り組むゆめポッケと、一食ユニセフ募金もまた、家庭で取り組まれる方が多くなりそうです。実施概要については、下部にリンクを張りますね(^人^)

 ニャリンも今月は、一つ一つの取り組みを個人でかみしめて、ていねいに暮らすきっかけにしたいです。

 

〇「親子で取り組むゆめポッケ」概要発表(佼成新聞デジタル)

「親子で取り組むゆめポッケ」概要発...

いよいよゆめポッケキャンペーンが始まります!

Apr 14, 2021

今年も「親子で取り組むゆめポッケ」キャンペーンの季節がやってきます♪   

みなさん!こんにちは    春の訪れを感じ、いよいよ新学期が始まりましたね。 みなさんはいかがお過ごしでしょうか?  
今年はキャンペーン期間が例年より1か月早い5月からスタートします!   何かきっかけがないと、家族の中で難民の人々のことや紛争のことなど、 世界で起きている現状について話すことはなかなかしないことかもしれません。  

ゆめポッケに取り組むことを通して、普段は話さないようなことを話したり、 家族で誰かのことを想ったり、家庭の中にある小さな幸せに目を向けたりする時間になってほしいなと思います。    

昨年、私は皆さんが送...

ゆめポッケを受け取った方からのメッセージ

Apr 14, 2021

こんにちは♪ 
 
先日、嬉しいメールが届きました。
メールの送り主は、以前ゆめポッケを受け取ったパレスチナ難民のサラさんでした。
立正佼成会のことをウェブサイトで探してメッセージを送ってくださったようです。
今日は、サラさんからの感謝のメールについて、ご報告します。
 
 

 
「A late thank you ~遅ればせながら、感謝の気持ちを込めて~」
 
 
立正佼成会の皆さんへ
 
このメールがあなたに届くかどうかはわかりませんが、
もし届いたならば、あなたが健康でいてくれることを願っています。
 
今回メールを送ったのは、ぜひ、お礼...
more

国連WFP協会より ~ミャンマーの今~

Mar 30, 2021

一食平和基金のご支援を受け、「ミャンマー学校給食事業」を実施する国連世界食糧計画(WFP)の公式支援窓口を務める認定NPO法人・国連WFP協会で、法人様ご支援・連携の担当をしております松本聡子と申します。

 

ご支援者の皆様からのWFPの活動への継続的なご支援に、心から御礼申し上げます。

今回は、刻々と変わる同国の政状への対応について皆様にご報告いたします。

 

2021年2月1日の軍によるクーデターを受け、ミャンマーの状況は急速に変化しており、すでに弱い立場に置かれた人々の生活に影響を与えています。

幸い現地のWFP職員(約250名)は全員無事で、毎日点呼をとって業務にあたっているとのことです。

 

ミャンマーで...

3.11_青年達によるオンラインでの祈り

Mar 25, 2021

こんにちわ!

3月11日には、東北の立正佼成会青年部の主催で、「東日本大震災から10年 犠牲者慰霊並びに復興祈願供養 ~繋がろう、繋げよう、未来へ~」WEB式典が執り行われました。

私もお誘いを受けて夜8時に参加をしました。式典会場であるYouTubeの画面には、主催の青年達の真剣なまなざし。配信時間には、800名近くの全国の青年達が参加をしました。

震災は大勢の尊いいのちを奪い去っていきました。また今でも続く葛藤や分断を生んでいます。そんな震災から目を背けず真摯に向き合い、また、向けられる眼差しや声を誠意をもって受け止める東北の青年達。彼らは式典後、YouTubeで寄せられたメッセージ一つ一つに目を...

2021年一食計画

Mar 13, 2021

皆さんこんにちは! 
今日は一食を捧げる運動の実践日です。 

新型コロナウイルスの感染拡大から1年が経ちました。
昨年の今頃は、地域によってはテレワークが始まったり、飲食店での制限がかかり始めたり、様々な変化がありました。 
また、本年は東日本大震災から10年を迎えた年でもあります。 
そんな状況の中でも一食を捧げる運動を実践してくださる方のおかげさまで、 
本年も多くの支援・活動を実施する計画を立てることができました。 
ありがとうございます。 

先日、佼成新聞・デジタルでも本年の活動について発表されましたので、是非ご覧ください。&nbs...

混乱が続くミャンマーの今

Mar 11, 2021

一食平和基金様と合同で、「ミャンマー読書推進事業」を実施しているシャンティ国際ボランティア会(SVA)の松本です。   今回はこちらのブログで、 軍事クーデターと新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けているミャンマーについて、現地の様子をお伝えします。    本会では2018年からミャンマーの東バゴー地域において移動図書館活動などを含む読書推進事業を、 一食平和基金様と合同で実施しています。   2021年は事業の最終年度ということもあり、現地スタッフも一層張り切って事業を進めていました。      そんな中、皆さまもご存知のとおり、 2021年2月1日に国軍がアウンサンスーチー国家顧問、NLDの政府閣僚...

11日の一食実践

Feb 23, 2021

こんにちは!

先日は福島や宮城で大きな地震がありました。壁が倒れたなどの情報が入ってきており、今も復旧されている最中かと思います。地震はいつ・どこで起きるかわかりませんので、余震には十分気を付けて参りたいと思います。

さて、私の職場では、もう9年近く、毎月11日の一食実践をしています。これは、2011~2012年にある青年リーダーが発心を起こされた行動でした。私はこの部署に入ってからその取り組みを知って、一緒に取り組んでいます。

最近は、11日の一食実践に加えて、サンデーモーニングの取り組み(1月29日のブログ参照)が習慣になっています。怠け者の私がこのような取り組みを始められたのは、日常の中で善い...

エチオピア北部の軍事衝突に向けて

Feb 14, 2021

本日は一食を捧げる運動実践日です。 
 
 
現在、一食平和基金ではエチオピア・ティグレ州にて、植林事業に取り組んでいます。
 
アフリカへ毛布をおくる運動では1984~2011年に毛布支援、植林事業は1993年から現在まで一食平和基金として支援を行っているため、エチオピア・ティグレ州と聞いて、思い入れのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
そんなエチオピアですが、昨年11月にティグレ州においてTPLF(ティグレ人民解放戦線)と連邦政府との軍事衝突が勃発したとメディアで報道されました。
 
まさに植林事業を行っている場所なので、合...

ミャンマーの子どもたちの笑顔を思い出す

Feb 14, 2021

皆さんこんにちは! 
 
 
最近ニュースでミャンマーの軍のクーデターについて、よく目にしますよね。
多くの市民が、明日はどうなるかわからない不安の中、デモに参加するなど、必死に抗議をされています。 
 
一食と合同で事業支援を行っている、現地パートナー団体のスタッフからは、今のところスタッフ全員無事であるというお知らせがあり、ほっとしました。
 
 
 
本日は、2年前、一食研修ツアーでミャンマーに訪れたときの事を振り返りたいと思います。 
 
研修ツアーに集まった参加者は12名。わくわくドキドキしながら日本を発った...

一食地域貢献プロジェクト説明会の報告③ ~創造編~

Jan 29, 2021

本連載も最後を迎えました。今回は説明会の中で発表された、湘南教会での一食実践の取り組みをご紹介☆彡

その名も、サンデーモーニング。ポイントは3つ!☼☼☼

①日曜朝の一食実践。

②モーニングだから献金も軽め。朝食分や、コーヒー一杯分など。

③奥さまに日曜朝はゆっくりしてもらおうという、思いやりの心。

夫婦家庭のご主人の実践として紹介されましたが、奥さんがいない私にも実践しやすいと思いました。

ディスカッショングループの一つからご発表いただいたのですが、「大事なことを外さなければ、柔軟な発想ができる」というポイントも添えて、お分けいただきました。( ..)φメモメモ

会長先生は本会創立百年に向けた『基本構想』で、...

一食地域貢献プロジェクト説明会の報告② ~省心編~

Jan 28, 2021

昨日の記事では、説明会後の嬉しかったことを書かせていただきました。今回は、担当の省みたことをしたためます。

私事となりますが、お役を果たす際にひょっこり出てくる癖がいくつかあります。その一つに、事柄のみを伝えることでいっぱいになってしまい、大事なこと(例えば、なぜ行っているのかというビジョンや、相手と自分の心)を置き去りにしてしまうことがあります。この癖と上手に付き合っていけると、よりよいお役が果たせると思っていますが、癖のひょっこりはんに気づかないことがあり難しいです。

今回の説明会では、参加された教会の担当者様がプロジェクトで大事にしたいことをお分けくださったことで、説明会が沢山の視点を共有す...