2022年、ミャンマーにおける国連WFPの食料支援活動ご報告
Mar 15, 2023
一食平和基金のご支援を受け「ミャンマー学校給食事業」を実施する、WFP国連世界食糧計画の公式支援窓口である認定NPO法人・国連WFP協会で、法人様ご支援・連携の担当をしております松本聡子と申します。
一食平和基金の皆様からの継続的なご支援に、心より感謝申し上げます。
この度は、昨年2022年度のミャンマーにおける活動につきまして、学校給食支援を中心にご報告いたします。
ミャンマーでは、2021年の軍事政権発足以降、国内の状況に改善は見られません。基本的な食料品の市場価格が前年より60%近く上昇し、また武力衝突や経済破綻もあいまって、人口の4分の1にあたる1,320万人が食料不...
福島は温かかったです
Mar 08, 2023
みなさん、こんにちは!一食平和基金事務局のMです。
今回は2月22日に福島へ行ってきたことをご報告いたします。
2月22日、事業実施団体「うつくしまNPOネットワーク」の案内のもと、助成支援団体である「Cotohana(コトハナ)」さんを訪れました。
コトハナさんは、東日本大震災以降の、パパママの子育てに関する支援を広く行っている団体です。震災によって最新の情報が思うように届かなくなってしまった子育て世代の方へ向けた冊子を作り、フリーペーパーとして沢山の地域・場所へ配っています。
冊子を開くと、夜間対応ができる病院(小児科)の情報や、院内で処方ができるかなどの健康をサポートする情報や、子連れで遊びに行...
福島で子育てをする家族を支えたい
Mar 08, 2023
こんにちは!一食事務局のKです♪
今日は、2月22日に福島を訪れた時のことをお伝えします。
一食平和基金では、東日本大震災の復興支援として、被災地で活動している団体に支援を続けてきました。
今回の福島視察では、事業実施団体「うつくしまNPOネットワーク」の案内のもと、助成支援団体である「Cotohana(コトハナ)」さんを訪れました。コトハナさんは、いわき市や双葉群を中心に3名の若いお母さんたちが中心となり、「『ここで子育てしてよかった』と、楽しく子育てする家族が溢れる地域」を目指して、子育て支援を通じた地域づくりに取り組まれている団体です。一食平和基金の支援は、特に地域情報誌の発行に役立たれていま...
マラウイにおける市民登録の権利とHIV治療
Feb 25, 2023
マラウイにおける市民登録の権利とHIV治療 - ドリームとブラボー両プログラムが推進
立正佼成会の支援により、聖エジディオ共同体が実施する、DREAMとBRAVOプログラムがマラウイで効果を発揮しています。DREAMプログラムは、ムテンゴ・ワ・ンテンガの保健センターにて、HIV/AIDSの治療とHIV陽性の妊婦とその子どもに対するPMTCT(母子感染予防)サービスを提供しています。一方、BRAVOプログラムは、バラカ地区のすべての子どもたちへの出生証明書を確保することに重点を置き、出生未登録であることによる様々な虐待を予防しています。 長年にわたり、DREAMプログラムはPMTCT(母子感...
「一食地域貢献プロジェクト」2022のご報告
Feb 14, 2023
こんにちは!一食事務局のMです!
初のブログ投稿となります。若干緊張してます 笑
さて、先月は「一食地域貢献プロジェクト」2022にお取組みいただいた教会から、報告書のご提出をいただきました。
全国79教会にお取組みいただいた支援の輪は、145団体への貢献となり、地域へ根差した温かい支援の輪が一段と大きく広がりました!
一食を通じたまごころは、子ども食堂やフードバンクなどに代表される困窮家庭への支援をはじめ、教育や福祉分野など、実に様々な方面へ役立てることができたとの報告をいただいています。
一部ですが、成果や喜びの声など、ここでご紹介させていただきます。
〇プロジェクトに参加した教会からいた...
NISCVTよりゆめポッケ配付報告~レバノンで多くの笑顔が見られました~
Jan 31, 2023
こんにちは!一食事務局のKです!
皆さまよりお寄せいただいたゆめポッケがレバノンに住むパレスチナ難民とシリア難民の子どもたちに手渡されました。
現地から報告が届きましたので、皆さまにご報告いたします。
2021年にお寄せいただいたゆめポッケのうち10,155個がNISCVTを通じて届けられました。
配付先の学校や幼稚園で、先生からゆめポッケについて子どもたちにお話をしていただき、ゆめポッケの配付が実施されました。
現地の方のコメントを紹介します。
〇受け取った子どもからのコメント
「私はNahr el Baredのキャンプから来たアヤ・メーリヒジです。ゆめポッケが私の幼稚園に届いたとき、とても嬉しかったです。私...
夢と笑顔と希望と平和を届けたゆめポッケ
Jan 14, 2023
一食平和基金のご支援で、アフガニスタンでゆめポッケを配付させていただいている特定非営利活動法人ジェン・アフガニスタン事務所長代行のハミドゥラです。
ジェンは2001年からアフガニスタンで教育、水衛生、生計支援、緊急支援などの分野で活動しています。私は2011年にジェンに入職して以来、一食平和基金様のゆめポッケの配付に関わらせていただいてきました。
この国の教育制度は、40年以上にわたる持続的な紛争によって荒廃しています。2021年8月にタリバンが政権を掌握するまでの20年間、就学率の向上が進んでいましたが、現在もこの国の多くの子どもたち、特に農村部の子どもたちや女子にとって、初等教育を終えることは...
災害に見舞われた人びとへの温かな支援の手
Dec 12, 2022
一食平和基金のご支援を受け、アフガニスタンでの支援活動を実施している特定非営利活動法人ジェンの、アフガニスタン事務所長代行のハミドゥラです。
アフガニスタンは、中央アジアと南アジアを結ぶ地政学的な位置にあり、内陸の美しい国です。
しかし現在、人口の半数以上が食糧難に直面し、慢性的な貧困、栄養失調、ハイパーインフレ、新型コロナの流行、失業率が過去最高となるなどの人道危機にさらされています。また、地震、洪水、干ばつ、雪崩、地滑りなど、常に自然災害に見舞われやすい国でもあります。
2020年8月に発生した鉄砲水では、34州のうち12州が被災し、中でもパルワン県チャリカ地区の被害は深刻で、422棟の家屋が全...
家畜を救うことは、人びとを救うことーパキスタン大洪水の被災地にてー
Dec 12, 2022
一食平和基金のご支援を受け、パキスタンの洪水被災者支援事業を実施している特定非営利活動法人ジェンのパキスタン・アフガニスタン統括責任者のアズマットです。
パキスタンで発生した大洪水は、3,300万人もの人びとが直接被災しました。現状でも被害は大変深刻ですが、被災者の85%が農畜産業に従事しており、農地や農作物、家畜が大きな被害を受けているため、近い将来、更に悪い事態に陥ることが懸念されています。
一食平和基金様のご支援により、ジェンはこれまでも常に、被災されたコミュニティに即座に支援をお届けしてくることができました。今回の災害でも、一食平和基金様はいち早く支援を表明してくださり、ジェンは最も脆弱な...
灰燼に帰したカンボジアの宗教文化の復興を願って
Nov 30, 2022
一食の事業の一つにカンボジア仏教研究所への支援があります。
現地で事業を進めてくださっている担当の手束さんより報告が届きました!
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世界遺産のアンコールワットで知られるカンボジアは仏教(上座部仏教)を国教とし、人々は厚く仏教を信仰しています。
カンボジアを縦断して流れる大河メコンと東...
遠く離れた国でも、見過ごせない気持ちを届けて
Nov 24, 2022
一食平和基金と合同で、「南スーダン緊急支援」を実施している日本国際ボランティアセンター(JVC)の今井高樹です。
「世界でいちばん新しい国」の現実
南スーダンは2011年に独立した「世界でいちばん新しい国」(最新の国連加盟国)です。ナイル川が国の中央を流れ雨期には緑が広がる土地に、固有の言語や文化を持つ多くの民族が暮らしています。
独立した喜びもつかの間、2013年に内戦が起きました。2018年の和平合意後も地域的な武力衝突は収まらず、2019年からは3年続きの洪水にも見舞われました。国内外で避難生活を送る人は今も400万人、国民の3人に1人に及びます。
JVCはこの国で避難民や難民への支...
「一食トーク」を終えて…
Nov 18, 2022
みなさん、こんにちは!一食事務局の土屋です(/・ω・)/
10月22日(土)、一食オンラインイベント「一食トーク 分かち合おう一食実践」が開催されました!!
当日は全国から約100名の一食推進者さん・実践者さんにお集まりいただき、事務局として「ありがたい!!」この一言につきるイベントになりました。イベントの概要はこちらの記事をご覧ください。
「一食を捧げる運動」 今年の実践を分かち合う 全国各教会から推進担当者ら約100人がオンライン参加 | 佼成新聞デジタル (kosei-shuppan.co.jp)
今回のブログでは、イベントの中で挙げられた実践・推進の工夫や課題、事後アンケートで寄せられた質問について、共...
過疎地での血圧測定が妊産婦を救う
Nov 09, 2022
一食平和基金のご支援を受け、「妊産婦死亡削減対策支援プロジェクト」を実施しました特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(アムダマインズ)の田中一弘です。
このプロジェクトは、現地に事務所を構える英国系NGOのWelbodi Partnership(以下、「Welbodi」)と協力し、2021年1月から2022年5月にかけて取り組んだものです。
シエラレオネは、妊産婦死亡率が1,120人(人口10万対, 世界銀行 2017年)と世界で最も悪く、実に日本の224倍にあたります。つまり、シエラレオネでは、妊産婦の亡くなる可能性が日本の200倍以上高いということになります。その大きな要因の一つとして...
紛争被害女性への自立支援
Nov 09, 2022
一食平和基金さまのご支援を受け、「コロナ危機下における紛争被害女性のレジリエンス向上及び脆弱層の感染予防支援事業」を実施している認定NPO法人テラ・ルネッサンスのジャコブです。
コンゴ民主共和国中央カサイ州では、2016年8月に紛争が勃発し、以降、少なくとも1,000人以上が死亡、100万人以上が難民・国内避難民となりました。紛争の影響を受け、多くの女性が夫や家族を亡くしたり、住む場所を失い国内避難民としての生活を強いられたり、最低限の生活もできない状況に陥りました。加えて、コロナ渦で経済活動が停滞し、貧困層の生活は困窮している状況が続いています。
こうした状況を鑑みて、一昨年度に引き...
給食で子どもたちの心身に栄養を ~マラウイ赤十字社より~
Sep 30, 2022
皆さんこんにちは! 突然ですが、皆さんは「学校給食」という言葉から何を思い浮かべますか? 好きだった給食のメニューや苦手だったメニュー、給食の時間に過ごした思い出など、一言に「学校給食」と言っても様々かもしれません。 一食を捧げる運動では、マラウイ赤十字社からの要請を受けて、学校給食事業を支援しています。アフリカ・マラウイの地で行われている「学校給食」ではどのようなことが行われているのでしょうか。マラウイ赤十字社より報告書が届きましたので、皆さんにお届けします! マラウイでは農業で生計を立てている家庭が多く、市場に農作物を出して収入を得る、また収穫した農作物で家庭の食卓を賄うことが生活の基盤です。しか...
日本に逃れた難民への理解と共感を目指して
Sep 30, 2022
一食平和基金の支援を受け、「国内難民支援に関する理解促進のための情報発信、人材育成、難民の社会統合に向けた支援」事業を実施している難民支援協会(JAR)の伏見和子です。 皆さまからのご支援に心より感謝申し上げます。
〇事業の概要 世界で紛争や人権侵害により故郷を追われた人の数は、2021年末時点で8,930万人となり、さらに2022年に入ってからその数は1億人を超えたとされています。 しかし、日本では難民の受け入れが少なく、社会に統合していくための政策に欠けている状況が続いています。2021年に日本で難民として認定された人はわずか74人。一方不認定となった人は1万人を超えており...
支援の輪が救った命
Jul 14, 2022
一食平和基金と特定非営利活動法人ジェンとの合同事業は、紛争や災害で厳しい状況にある方々が、再び普通の暮らしを取り戻そうとする営みを支えることを目的としています。2021年も、世界各地で約118,000人に及ぶ方々を支えさせていただきました。
アフガニスタンでは以前から、困窮している上に衛生的な水を手に入れられず、いつも体調を壊していた方々を、この事業によって支えてきました。2021年8月のタリバン政権発足後の経済制裁によって、アフガニスタン国内の資金が回らなくなり、公務員への給与も支払われず、多くの企業も賃金を支払うことが困難になり、ぎりぎりの暮らしをしていた方々が食べるのにも窮する...
ネパール人保健ボランティアとともに行ったオンラインによる妊産婦への情報提供と相談活動~妊産婦が母国語で自ら情報を得て語れるために~
Jul 14, 2022
一食平和基金のご支援をいただき、「保健ボランティアと協働で行う外国人母子に対する保健サービス情報提供と相談支援事業」を実施している、シェア=国際保健協力市民の会の在日外国人支援事業担当の山本裕子と申します。ご支援に心より感謝申し上げます。
〇活動の概要
日本の外国人人口でネパール人は6位となり、杉並区や周辺地域には、ネパール人学校の存在も影響し、ネパール人夫婦や家族が数多く住んでいます。杉並区においては、外国人妊婦のうち一番多いのがネパール人妊婦で、滞在歴が短く日本語が話せない時期に妊娠することも多く、日本語が妻より話せる夫が保健センターなどで手続きや面接に対応しています。そのため、妻...
困難な家庭環境にある子どもたちの「今」を支えながら、子どもたち自身が「明るい未来」をつくりだすことができる活動を
Jul 14, 2022
一食平和基金さまのご支援を受け、南アフリカで「困難な家庭環境にある農村部の子ども・青少年の支援事業」を実施している日本国際ボランティアセンター(JVC)の渡辺です。「一食を捧げる運動」の実践者の皆さまには、日頃より温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。活動についてご報告いたします。
■南アフリカ社会と子どもたちが置かれた状況
南アフリカ共和国(南ア)は、GDPが世界40位であるなど、様々なデータ上では豊かな国のように見えますが、実際には「世界一の格差社会」と言われ、「貧困層」が人口の約6割を占めています。若者、子どもにおける貧困が深刻で、35歳以下の若い世代で失業率が50%を超え...
Twitterはじめました(^^)/
Jul 01, 2022
みなさんこんにちは!
すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、「一食を捧げる運動」の公式Twitterが、ついに5月からスタートしました!
一食を捧げる運動(@ichijiki_info)さん / Twitter
Twitterでは、ブログの掲載や佼成新聞の記事を公式LINEの配信よりも早く、お知らせしています!
また、先日の「ウクライナ一食緊急支援報告会&オンライン感謝状贈呈式」ではリアルタイムでの「感謝状贈呈」(配信)と実況を行わせていただきました(^^)
まだブログになっていない報告や、事務局の日常的な業務についてもつどつど発信していければと思っています。
Twitterをご利用の方は是非フォロー...
JANIC合同事業のご報告!NGOの連携・協働体制
Jun 24, 2022
一食平和基金と合同で「NGO切磋琢磨応援プロジェクト」を実施しております、国際協力NGOセンター(JANIC)より、プロジェクトのご報告をいただきました。有志NGOがグループをつくり、協力して取り組む最新の課題の一例もご紹介されています。ぜひご覧ください!
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一食平和基金様と一緒に「NGO切磋琢磨応援プロジェクトⅢ」合同事業を実施していますJANICの山田です。本事業は、SDGsや持続可能な社会の実現のために重要なセクターの一つであるNGOに対して、組織基盤強化や、連携・協働システムを構築しサポートしている事業となります。
主な活動は、NGO等の連携・協働体制...
戦闘で親を亡くした子どもたちに平和を!この子どもたちが他の人たちの心を変えることができる(アフガニスタン)
May 30, 2022
一食平和基金さまのご支援をいただき、「アフガニスタン緊急-戦闘で親を亡くした子どもたちに平和を!」の緊急活動を実施いたしました平和村ユナイテッドの小野山です。ご支援に、心より感謝申し上げます。活動についてご報告いたします。
◆そこにある危機。暴力、復讐、その連鎖、人道危機…
過酷…なんと過酷な。暗殺、巻き添え、戦闘、銃撃、自爆攻撃…私たちの活動に参加している子どもたちは、こうした状況で父親を失っています。父親は、敵対関係にあった様ざまな主体・勢力の戦闘員・構成員や、一般市民を含んでいます。負っている心の傷はあまりに深く、はかりしれません。
数十年にもわたり紛争下にあるアフガニスタン。長年...
2021年、ミャンマーにおける国連WFPの食料支援活動ご報告
May 24, 2022
一食平和基金のご支援を受け、「ミャンマー学校給食事業」を実施するWFP国連世界食糧計画の公式支援窓口を務める認定NPO法人・国連WFP協会で、法人様ご支援・連携の担当をしております松本聡子と申します。
ご支援者の皆様からの国連WFPへの継続的なご支援に、心から御礼申し上げます。
今回は、昨年2021年度のミャンマーにおける活動につきまして、学校給食支援を中心にご報告いたします。
2021年のミャンマーにおける国連WFPの活動は、軍事政権発足によって大きく変わり、新型コロナウイルスの影響もあり、国全体が大きな混乱に見舞われました。行政、農業、貿易、金融サービス、経済など、あらゆ...
SDGs達成に向けた「一食」の取り組み
May 14, 2022
ここ数年で、SDGsへの関心がとても高まったように感じています。
企業や学校、自治体、団体、そして多くの個人が、さまざまな取り組みをされています。SDGsの前身であるMDGs(*1)を、日本社会でどうしたらより多くの人に知ってもらえるのかと考えていた頃からすると、信じられないほどの大きな変化を感じます。
SDGsとは、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」を理念に、2030年までに持続可能でよりよい世界の実現を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから成り...
5月は一食啓発月間!~「一食」とは?担当の発見あれこれ~
Apr 30, 2022
みなさんこんにちは!
一食事務局の土屋です(^^)
5月といえば…ご存じの方も、そうでない方も!
「一食を捧げる運動」の啓発月間ですね。
皆さんにとって「一食を捧げる運動」、や「一食実践日」ってどんな存在でしょうか?
もしかしたら、「お昼ご飯を食べられない日」のように感じている方、いませんか?
お恥ずかしながら、一食事務局に入るまでは私がそうでした(-_-;)
良いことだって分かってはいるけど、とはいえお昼を食べないなんて、そのあとのパフォーマンスに響くじゃん…そもそも朝ごはん食べない派だから、私には合わないんだよね~…。
過去の自分ながら、もったいないですね…(笑)
もちろん、「そんな風にいやいや取り組んでな...
オンラインで利用できる一食の取り組みやツールのご紹介
Apr 30, 2022
いつも一食を捧げる運動にご協力いただきありがとうございます。事務局の中山です。立正佼成会の私の所属している教会は、まだまだお役者のみ参拝可能という状況です。そのような中、先日は主任さんが会費を受け取りに来てくださいました。2年ぶりの再会に、私の心が温かくなるのを感じましたし、また主任さんの「支部の仲間に会って話したい」という切実なお言葉に、感染予防体制で過ぎた2年間を実感しました。
以前のように気兼ねなく人と会ったり、集まったりできるようになるのは、もう少し先かもしれませんが、一食運動の実践は、各家庭でできる取り組みがたくさんあります。
5月の一食啓発月間を迎え、本日は家庭で取り組む一食の一助に、...
大震災の被災地に、子どもたちの元気な声を取り戻したい!!
Mar 31, 2022
一食平和基金では、皆様からのご協力のお陰様で、福島復興・被災者支援を継続しています。今回のブログでは、活動の中心を担われている、うつくしまNPOネットワークよりいただいたご報告をお届けします。
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◆こんにちは、UNNです!!
福島県全域で、NPO・市民活動団体・ボランティアグループの応援をしている「NPO法人うつくしまNPOネットワーク(UNN)」です。福島県内で活動しているのに「ふくしま(F)」ではなく「うつくしま(U)」です。
当会を設立した2003年ころ、福島県のキャッチフレーズをつくろうということになり、「美しい福島」という意味で「うつくしま」と表現する...
食糧と共に、安心と笑顔を
Mar 30, 2022
一食平和基金の支援を受け、「アフガニスタン ナンガルハル県における緊急食糧配布事業」を実施しているジェンの松浦です。事業の様子や裨益者の方々の声をご報告いたします。
アフガニスタンでは昨年8月の政変後、政府が保有していた国外口座が凍結されたため、国内に現金が不足し、銀行からの引出しが制限される事態となりました。各国の銀行も、アフガニスタンへの送金がタリバンに科されている制裁に違反することを恐れ、国際銀行送金はほぼ不可能となりました。アフガニスタンでは今までも多くの人びとが厳しい状況に置かれていましたが、実質的な資金の流れが極端に制限されたため、国民の半分以上が深刻な飢えに直面すると予測されるほどの...
アフ毛クロージング特設サイトがオープン!
Mar 13, 2022
クロージング特設サイトでは、みなさんからの写真やエピソードを投稿していただく「みんなの声」など、ラストイヤーのキャンペーンを盛り上げるコンテンツが満載です。
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【みんなの声】
運動に関するエピソードや写真を大募集!
みなさんと一緒にキャンペーンをつくる企画です。ぜひご参加ください。
詳細は以下でご案内します。
【アフ毛ちゃんねる】
3~5月に掲載される映像は30本以上!?
思わず歌いたくなる...
HAPIC2022に参加して
Mar 13, 2022
一食事務局スタッフの中山です。
一食平和基金では、本年もNPO法人 国際協力NGOセンター(JANIC)との合同事業として、NGO国内のNGO組織強化、育成支援、連携・協力体制の構築に取り組んでいます。(事業の詳細は、以前掲載したブログをご覧ください)
その取り組みの一環として、2月13日から15日にかけてグローバルな社会課題について考えるカンファレンスHAPIC2022が開催されました。
今年は「国際協力をリデザインする」をテーマに、500名を超える方々にご参加いただいたオンラインイベントとなりました。
会議の報告は、今後JANICのホームページでも紹介される予定です。今回はHAPICに参加して感じた...
すべての人が医療サービスを受けられますように
Feb 12, 2022
一食平和基金の支援を受けと合同で、「スワスト・セバ(立正佼成会メディカルサービス)」を実施しているNGO法人立正佼成会バングラデシュのオヌズ・ボルアです。
バングラデシュにおける保健衛生環境は劣悪であり、遠隔地に住む人々は保健衛生分野のサービスを十分に受けられないでおります。彼らの中には無資格で保健サービスを施す人たちによる誤った処置や医療ミスを被っている人もいます。ほとんどの人が、有資格の人たちに診てもらうための治療費を払えるほどの余裕がありません。このような状況を考え私たちは貧しい人々の家の近くでの無料医療サービス実施を目指しています。
バングラデシュの医師や医療スタッフの数は日本に比べるとか...
ともに味わう学ぶ喜び
Feb 12, 2022
一食平和基金の支援を受け、「バングラデシュ貧困地域への学用品支援プロジェクト」を実施しているNPO法人立正佼成会バングラデシュのオヌズ・ボルアです。
この事業は、2021年1月から開始し、NGO立正佼成会バングラデシュとして初めての事業です。現在2年目に入っております。
バングラデシュにおける教育の問題は深刻です。経済成長率だけを見ると大幅な向上が見られるものの、GNPはまだ低く、貧富の差は増し児童労働に頼る貧困層はいまだ多数を占めています。労働を余儀なくされている児童・生徒は勉強したくてもできません。たとえ勉強する時間があっても学用品を購入できずにいる児童も多いのです。15歳以上の識字率72.9...
モンゴルにおける取組みについて
Jan 22, 2022
一食平和基金の支援を受け、「モンゴルにおける医療事業」を実施している国際伝道グループ・モンゴル拠点担当のボルドです。
医療サービスを受けられない貧困層や医療機関から離れている遠隔地に住んでいる人たちを対象に、無料で健康診断を提供する事業です。
最初は専門医をしている会員にサポートして頂きながらスタートしたこの事業は今年で12年目を迎えます。
近年、コロナの影響により、中小企業や飲食店が数多く倒産し、失業者が急増してきました。加えて、石油の値上がりによる日用品の値段の高騰は、貧困がますます深刻化する原因となっています。そんな中、コロナが拡大している地域の人たちに少しでもお役に立たせて頂きたいということ...
スリランカの子どもたちはがんばっています!
Jan 22, 2022
一食平和基金の支援を受けスリランカで一食平和基金の支援を受けスリランカで「貧困地区への教育支援プロジェクト」を実施しているRissho Kosei Dhamma Foundationです。
私たちは、スリランカ国政府にローカルNGOとして承認登録されています。スリランカでの社会貢献そして人材育成の活動のひとつとして、貧困地域の学生たちに学用品の配布プロジェクトに取り組んでいます。
特にGrade 1 [(5歳)日本の小学校1年生] からGrade 13 [(17歳)日本の高校3年生]を対象に、学生一人一人に文房具や学業での必需品を提供し、これからの人材育成と教育支援を担っています。
2010年から開始し、昨年...
福島の原子力災害考証館furusatoを訪ねて
Jan 14, 2022
一食を捧げる運動では、皆さまの一食献金を東日本大震災の復興支援として被災地へ届けてきました。2021年も引き続き、一食福島復興・被災者支援事業を、うつくしまNPOネットワークのご協力のもと実施しました。2021年12月15日に、一食事務局スタッフが福島を訪れ、支援を受けた団体の取り組みについてお話を伺ってきました。
今回視察を受け入れてくださったのは、原子力災害考証館furusato運営委員会の皆さまでした。原子力災害考証館(以下、考証館)は、未曽有の被害をもたらした原子力災害について、その背景や原因も含めて整理・記録しつつ、草の根の人々の問題解決のための取り組みを伝え、一人ひとりが問いに向き合...
地域の人々と取り組む栄養改善
Dec 14, 2021
一食平和基金の支援を受けて取り組んだ「マダガスカル国コミュニティ栄養改善事業」を担当した、特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(アムダマインズ)の田中一弘です。
この事業は、2020年1月から2021年3月にかけて実施したもので、アムダマインズが同国で取り組む初めての事業でもありました。マダガスカルは世界で最も子どもの発育阻害が多い国の一つです。発育阻害とは、慢性的な栄養不足により、身長が標準よりも大幅に低くとどまってしまう状態のことを言います。マダガスカルの5歳未満の子どもの実に半数近くが発育阻害の状況にあります。また慢性的な栄養不足は、脳の発達にも影響を与えてしまいます。
事業を実施した首都...
イラク、明日につながる命のために
Dec 12, 2021
2018年から一食平和基金の支援を受け、「イラク、モスル、イブン・アル=アシール病院で小児がん治療事業を実施しているJCF/日本チェルノブイリ連帯基金です。
2003年のイラク戦争後、相次ぐテロによって、イラクの医療環境は壊滅的になりました。特に第二の都市モスルは、2014年からイスラム国の侵攻により、医療機関は深刻な打激を受けました。2017年7月には、解放されたものの、街は瓦礫と化しました。
イスラム国から、脅迫され続けたリカァ・アルカザイル医師が、JICA事業で、小児がんの中堅医師として、長野県松本市にある信州大学医学部小児科に留学していた経緯から松本に避難してきたのは、2014年7月でした...
ロヒンギャ危機について
Nov 27, 2021
一食平和基金では、皆様からのご協力のお陰様で、難民支援を継続しております。今回のブログでは、国連UNHCR協会よりいただいたご報告をお届けします。
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ロヒンギャ危機について
86万人 バングラデシュへ避難しているロヒンギャ難民の数
44万人 避難した人々のうち18歳未満の子どもの人数
9万世帯 ガスや調理器具の支援を受けている世帯数
(2021年10月時点)
ミャンマーのラカイン州北部で起きた暴力行為により、2017年8月以降多くのロヒンギャの人々がバングラデシュへと逃れ、未曽有の人道危機となったロヒンギャ難民危機。近年で最速・最大...
一食でのインターンを通して
Oct 31, 2021
現在、一食事務局では、2名の方をインターンとして迎えています!
今回は、お2人がインターンを通して感じたことをご紹介します!
みなさんこんにちは!一食事務局インターン生のIYです!寅さんの否定しない生き方に憧れている24歳です。 10月1日から30日間のインターンも終わりに近づいてきました。その中で感じたことを綴らせて頂きます。
「アフリカに毛布をおくる運動」や「一食地域貢献プロジェクト」、6月に開催された一食フォーラムの動画視聴、チームミーティング、企画書づくりをする機会を頂きました。主に、文書を通してですが、みなさんと日々出合わせていただいています。文書から溢れている、みなさんの思いが、日々の実践...
ミャンマーでの学校給食について 国連WFP協会より
Oct 23, 2021
一食平和基金のご支援を受け「ミャンマー学校給食事業」を実施する、WFP国連世界食糧計画の公式支援窓口を務める認定NPO法人・国連WFP協会で、法人様ご支援・連携の担当をしております松本聡子と申します。ご支援者の皆様におかれましては、日頃より国連WFPの活動にあたたかいご支援をいただきまして誠にありがとうございます。
さて、10月16日は国連が制定した「世界食料デー」、世界の飢餓や食料問題、そしてその解決策を考える日です。日本では10月を「世界食料デー」月間とし、日頃から飢餓や食料問題の解決に向けて活動するNGO/NPO、国連機関が情報発信を行っています。 世界に目を向けますと、2020年、飢餓人口...