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リン・スース―

地域貢献している教会が増えてきたから、いろんな情報お伝えしたいな♪カリカリ・・

一食地域貢献プロジェクト2023のご報告

Feb 28, 2024

こんにちは!一食事務局です。
今回は、昨年実施された「一食地域貢献プロジェクト2023」についてご報告いたします。

昨年は、全国で91教会にご参加をいただき、178の非営利団体へ一食の支援が届きました。前年比で、参加教会数・支援団体数共に約2割の増加となりました!(2022年は79教会145団体)

支援先の事業分野としては「貧困(飢餓)の解消」が最も多く45.3%、次いで「保健・医療・福祉」が28.4%、「教育・人材育成」が21.6%といった具合でした。貧困(飢餓)の解消の分野では、子ども食堂を実施している団体を中心に、経済的に厳しい状況にある子どもたちに栄養のある食事と共に安心できる居場所を提供す...

カンボジア、焚書坑儒を越えて

Jan 31, 2024

カンボジアのプノンペンで仏教研究復興支援を行っている一食平和基金事務局の手束耕治です。現在進めている事業についてお伝えします。
古より世界の歴史において、宗教に対して激しい弾圧があったことが記録に残っています。その中でもアジアでは秦の始皇帝の焚書坑儒は過激な宗教弾圧として知られています。近代では日本の廃仏毀釈や中華人民共和国の文化大革命などがありました。しかしそれよりもっと過激で、人類史上最も過酷な弾圧が1970年代にカンボジアで起こりました。
カンボジアは紀元前後から仏教が伝来し、その後約2000年に亘って全土に仏教が普及し、現在は仏教を国教とする信仰心の厚い仏教国です。しかしながら宗教や旧文化...

レバノンのパレスチナ難民キャンプからゆめポッケ配付のご報告

Dec 12, 2023

レバノンのパレスチナ難民キャンプで、ゆめポッケを配付してくださっているパートナー団体「社会福祉と職業訓練のための全国協会(NISCVT)」から、今年の報告が届きました。
2023年は78の幼稚園で11,560人の子ども達にポッケを届けてくださいました。

◇概要
レバノンには70年以上前から約20万人のパレスチナ人難民が暮らしています。加えて、シリア内戦以降は多くのシリア人が避難しており、人々は経済的にも社会的にも非常に厳しい生活環境に直面しています。
こうした中、NISCVTは、パレスチナ人とシリア人のすべての子ども達を幼稚園と補習クラスに入学させています。私たちの目的は、子ども達が学習スキルを習得で...

ミンダナオ子ども図書館より、ゆめポッケの取り組みについて

Nov 24, 2023

ミンダナオ子ども図書館(MCL)財団の管理責任者をしているノエミ・F. パセテと申します。MCLはフィリピンのキダパワン市マノンゴル地区に事務所を置く、非宗教、非政治、非営利の組織で、絵本の読み聞かせ、奨学金の支給、育児放棄された子どもたちの支援、医療支援、農業/植林、保育所建設、自然災害や人災の際の活動(救援活動、立正佼成会からのゆめポッケの配付)などを行っています。

私たちは、ミンダナオ島の紛争に巻き込まれやすい地域や武装集団に囲まれている地域、子どもたちが置き去りにされるような地域で子ども達の現状を目の当たりにしました。貧困のため、子どもたちは学校に通うことが難しく、学校もコミュニティから離...

すべての人が医療サービスを受けられますように

Oct 30, 2023

 一食平和基金と合同で、「スワスト・セバ(立正佼成会メディカルサービス)」を実施しているNGO法人立正佼成会バングラデシュのオヌズ・ボルアです。
 バングラデシュにおける保健衛生環境は劣悪であり、遠隔地に住む人々は保健衛生分野のサービスを十分に受けられていない状態です。彼らの中には無資格で保健サービスを施す人たちによる誤った処置や医療ミスを被っている人もいます。ほとんどの人が、有資格の人たちに診てもらうための治療費を払えるほどの余裕がありません。このような状況を考慮して、私たちは貧しい人々の家の近くでの無料による医療サービスを実施しています。
 バングラデシュの医師や医療スタッフの数は日本に比べるとかな...

2022年、ミャンマーにおける国連WFPの食料支援活動ご報告

Mar 15, 2023

一食平和基金のご支援を受け「ミャンマー学校給食事業」を実施する、WFP国連世界食糧計画の公式支援窓口である認定NPO法人・国連WFP協会で、法人様ご支援・連携の担当をしております松本聡子と申します。

 

一食平和基金の皆様からの継続的なご支援に、心より感謝申し上げます。

この度は、昨年2022年度のミャンマーにおける活動につきまして、学校給食支援を中心にご報告いたします。

 

ミャンマーでは、2021年の軍事政権発足以降、国内の状況に改善は見られません。基本的な食料品の市場価格が前年より60%近く上昇し、また武力衝突や経済破綻もあいまって、人口の4分の1にあたる1,320万人が食料不...

「一食地域貢献プロジェクト」2022のご報告

Feb 14, 2023

こんにちは!一食事務局のMです!
初のブログ投稿となります。若干緊張してます 笑

さて、先月は「一食地域貢献プロジェクト」2022にお取組みいただいた教会から、報告書のご提出をいただきました。
全国79教会にお取組みいただいた支援の輪は、145団体への貢献となり、地域へ根差した温かい支援の輪が一段と大きく広がりました!

一食を通じたまごころは、子ども食堂やフードバンクなどに代表される困窮家庭への支援をはじめ、教育や福祉分野など、実に様々な方面へ役立てることができたとの報告をいただいています。
一部ですが、成果や喜びの声など、ここでご紹介させていただきます。

 

〇プロジェクトに参加した教会からいた...

「一食トーク」を終えて…

Nov 18, 2022

みなさん、こんにちは!一食事務局の土屋です(/・ω・)/

 

10月22日(土)、一食オンラインイベント「一食トーク 分かち合おう一食実践」が開催されました!!

当日は全国から約100名の一食推進者さん・実践者さんにお集まりいただき、事務局として「ありがたい!!」この一言につきるイベントになりました。イベントの概要はこちらの記事をご覧ください。

「一食を捧げる運動」 今年の実践を分かち合う 全国各教会から推進担当者ら約100人がオンライン参加 | 佼成新聞デジタル (kosei-shuppan.co.jp)

 

今回のブログでは、イベントの中で挙げられた実践・推進の工夫や課題、事後アンケートで寄せられた質問について、共...

ネパール人保健ボランティアとともに行ったオンラインによる妊産婦への情報提供と相談活動~妊産婦が母国語で自ら情報を得て語れるために~

Jul 14, 2022

一食平和基金のご支援をいただき、「保健ボランティアと協働で行う外国人母子に対する保健サービス情報提供と相談支援事業」を実施している、シェア=国際保健協力市民の会の在日外国人支援事業担当の山本裕子と申します。ご支援に心より感謝申し上げます。

 

〇活動の概要
日本の外国人人口でネパール人は6位となり、杉並区や周辺地域には、ネパール人学校の存在も影響し、ネパール人夫婦や家族が数多く住んでいます。杉並区においては、外国人妊婦のうち一番多いのがネパール人妊婦で、滞在歴が短く日本語が話せない時期に妊娠することも多く、日本語が妻より話せる夫が保健センターなどで手続きや面接に対応しています。そのため、妻...

すべての人が医療サービスを受けられますように

Feb 12, 2022

一食平和基金の支援を受けと合同で、「スワスト・セバ(立正佼成会メディカルサービス)」を実施しているNGO法人立正佼成会バングラデシュのオヌズ・ボルアです。

バングラデシュにおける保健衛生環境は劣悪であり、遠隔地に住む人々は保健衛生分野のサービスを十分に受けられないでおります。彼らの中には無資格で保健サービスを施す人たちによる誤った処置や医療ミスを被っている人もいます。ほとんどの人が、有資格の人たちに診てもらうための治療費を払えるほどの余裕がありません。このような状況を考え私たちは貧しい人々の家の近くでの無料医療サービス実施を目指しています。

バングラデシュの医師や医療スタッフの数は日本に比べるとか...

ともに味わう学ぶ喜び

Feb 12, 2022

一食平和基金の支援を受け、「バングラデシュ貧困地域への学用品支援プロジェクト」を実施しているNPO法人立正佼成会バングラデシュのオヌズ・ボルアです。

この事業は、2021年1月から開始し、NGO立正佼成会バングラデシュとして初めての事業です。現在2年目に入っております。
バングラデシュにおける教育の問題は深刻です。経済成長率だけを見ると大幅な向上が見られるものの、GNPはまだ低く、貧富の差は増し児童労働に頼る貧困層はいまだ多数を占めています。労働を余儀なくされている児童・生徒は勉強したくてもできません。たとえ勉強する時間があっても学用品を購入できずにいる児童も多いのです。15歳以上の識字率72.9...

モンゴルにおける取組みについて

Jan 22, 2022

一食平和基金の支援を受け、「モンゴルにおける医療事業」を実施している国際伝道グループ・モンゴル拠点担当のボルドです。
医療サービスを受けられない貧困層や医療機関から離れている遠隔地に住んでいる人たちを対象に、無料で健康診断を提供する事業です。
最初は専門医をしている会員にサポートして頂きながらスタートしたこの事業は今年で12年目を迎えます。

近年、コロナの影響により、中小企業や飲食店が数多く倒産し、失業者が急増してきました。加えて、石油の値上がりによる日用品の値段の高騰は、貧困がますます深刻化する原因となっています。そんな中、コロナが拡大している地域の人たちに少しでもお役に立たせて頂きたいということ...

スリランカの子どもたちはがんばっています!

Jan 22, 2022

一食平和基金の支援を受けスリランカで一食平和基金の支援を受けスリランカで「貧困地区への教育支援プロジェクト」を実施しているRissho Kosei Dhamma Foundationです。

私たちは、スリランカ国政府にローカルNGOとして承認登録されています。スリランカでの社会貢献そして人材育成の活動のひとつとして、貧困地域の学生たちに学用品の配布プロジェクトに取り組んでいます。

特にGrade 1 [(5歳)日本の小学校1年生] からGrade 13 [(17歳)日本の高校3年生]を対象に、学生一人一人に文房具や学業での必需品を提供し、これからの人材育成と教育支援を担っています。

2010年から開始し、昨年...

一食地域貢献プロジェクト説明会の報告③ ~創造編~

Jan 29, 2021

本連載も最後を迎えました。今回は説明会の中で発表された、湘南教会での一食実践の取り組みをご紹介☆彡

その名も、サンデーモーニング。ポイントは3つ!☼☼☼

①日曜朝の一食実践。

②モーニングだから献金も軽め。朝食分や、コーヒー一杯分など。

③奥さまに日曜朝はゆっくりしてもらおうという、思いやりの心。

夫婦家庭のご主人の実践として紹介されましたが、奥さんがいない私にも実践しやすいと思いました。

ディスカッショングループの一つからご発表いただいたのですが、「大事なことを外さなければ、柔軟な発想ができる」というポイントも添えて、お分けいただきました。( ..)φメモメモ

会長先生は本会創立百年に向けた『基本構想』で、...

一食地域貢献プロジェクト説明会の報告② ~省心編~

Jan 28, 2021

昨日の記事では、説明会後の嬉しかったことを書かせていただきました。今回は、担当の省みたことをしたためます。

私事となりますが、お役を果たす際にひょっこり出てくる癖がいくつかあります。その一つに、事柄のみを伝えることでいっぱいになってしまい、大事なこと(例えば、なぜ行っているのかというビジョンや、相手と自分の心)を置き去りにしてしまうことがあります。この癖と上手に付き合っていけると、よりよいお役が果たせると思っていますが、癖のひょっこりはんに気づかないことがあり難しいです。

今回の説明会では、参加された教会の担当者様がプロジェクトで大事にしたいことをお分けくださったことで、説明会が沢山の視点を共有す...

一食地域貢献プロジェクト説明会の報告① ~燈明編~

Jan 27, 2021

1月24日は説明会があり、新規参加教会の担当者さんを中心に60名以上のご参加をいただきました。初めてのオンライン開催でご不便をおかけしたところもあり、ご参加いただいた皆さまには改めて感謝申し上げます。事務局では今後も、皆さまを精一杯、サポートさせていただきたいと思います。

さて、この度の説明会後に、とても嬉しいことがありました。参加を検討している教会の教会長さんと担当者さん2名がオブザーブ参加してくださったのですが、説明会後に教会長さん、担当者さんとで話し合われた後に、プロジェクトに参加してくださることになったとお電話をくださいました。理由を聞かせていただくと、グループ討議で他教会の方々と話した...

新年のご挨拶に、一食地域貢献プロジェクトのご報告を添えて

Jan 13, 2021

2021年がスタートしました。本年も一食ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

本年は丑年ですが、年によって牛の種類が異なることはご存じでしょうか? 本年の辛丑(かのとうし)は牧牛で、食べ物に困らない牛だそうです。漢字にあるような、辛い(つらい)牛ではないのですね^^

さて、昨年は取り組みが難しかった一食地域貢献PJですが、お蔭さまで本年は90近くの教会から参加の申し込みを頂いています。教会によっては閉鎖で動きの取れないところだと思いますが、ご無理のない範囲でお取り組みをお願いいたします。

昨年参加された担当者様からは、報告書のご提出を頂いております。現在届いている報告書から2つご紹介させて頂きま...

カンボジアのハーブティー♪

Nov 12, 2020

こんにちは♪
皆さんはハーブティーはお好きですか?

今日はカンボジアのハーブティーをご紹介したいと思います。    
 


こちらは、JVCとの合同事業を通して、現地の方々が育てたハーブが原料となっています。  

今回購入したのは「健」と「輝」というブレンドティー。
パッケージもすごくおしゃれだと思いませんか?
一食の支援でこんな素敵なハーブティーができたことにまず感動しました!
 
 
 

写真の「輝」は生姜の香りがして、マンゴーの甘みのある不思議なお茶で、とっても美味しかったです。   
しかも、バタフライピーが入っているので水色になって、見た目も綺麗!
 
 ...

ビックリしたこと

Oct 08, 2020

こんにちは♪
先日のブログで臨時助成のご報告をしましたが、その中の一つ「フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)」の事務局長さんからこんなお話を伺いました。


一食を捧げる運動の資料(リーフレット)を職員全員で読ませていただきました。
資料を見て気付いたのですが、実は、マニラで20年近く事業を手伝ってくれているバターン出身の方がおり、なんとBCYCCの元奨学生なのです。
このご縁に、職員一同感動しています。


事務局長さんが、今回の助成決定のことと一緒に一食運動についてPNLSCの職員さんにお話ししてくださったところ、PNLSCの事務所で実践したいという声があがったそうです。
また、「日本の伝統...

一食地域貢献プロジェクトへのご参加ありがとうございます!

Oct 07, 2020

みなさんこんにちは!

今年は30を超える教会より本プロジェクトへご参加いただきました。当初は97教会が参加予定でしたが、PJ委員会の開催や団体選定など、難しい状況だったかと思います。すべてのご担当者さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。
現在、一食平和基金運営委員会にてご申請の承認を進めておりますので、結果の通知までもうしばらくお待ちください♪
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また一食地域貢献緊急支援プロジェクトは、お蔭さまで現在、48教会より95団体へ支援がなされました。こちらは11月10日締切です。ご参加お待ちしております!

臨時助成が決定した5件の事業をご紹介します!

Sep 30, 2020

みなさんこんにちは!

今日はタイトルのとおり、先日の令和2年度第3回の一食平和基金運営委員会にて決定した
5件の臨時助成について、団体さんや活動内容をお伝えします♪

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①学校給食事業(マラウイ赤十字社)
 アフリカ・マラウイの主な生計手段は農業です。近年、天候に農作物の収穫率が左右されています。ここから生じる問題は単に食糧不足だけではありません。ユニセフの調査によると、家庭での食事・栄養が不足している子どもたちは学校への欠...

まだまだ募集中!”コロナ版”地域貢献プロジェクト

Sep 14, 2020

皆さんこんにちは!

 

今日は「一食地域貢献プロジェクト緊急コロナ支援」についてのお話、近況をご紹介いたします(`・ω・´)ゞ

 

今回の「一食地域貢献プロジェクト緊急コロナ支援」は、これまでの「一食地域貢献プロジェクト」の在り方をもとに、コロナ禍にあっても、地域の人々のために奔走されている団体を支援するべく決定されました。

地域貢献プロジェクトよりも大胆に(金額)かつスピーディーに(手続きの簡素化)、「一食を捧げる運動」にお取り組みいただいた皆さんのまごころを届けられる仕組みになっています。

 

スタート以来、毎月お申し込みをいただいており、ご活用いただいた教会さんには事務局一同感謝の念でいっぱいです。

地元の新...

「レジ袋有料化」について、「ふと」から「いろいろ」

Jun 15, 2020

最近、話題の「レジ袋有料化」。

 

環境のことを考えることはもちろん大切!地球市民の義務!

でも、あんなに便利で手軽なもの…日常で当たり前になりすぎていて、今さら「やめましょう」って言われても…という気持ちも…(^^;)

それに「有料化」っていうけどそのお金はどこに行へ…?ということを、ふと疑問に思ったので、調べてみました!

経済産業省のページ

https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/plasticbag_top.html

見てみると、「私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。」とあります。

なんとなく、「プラスチック...